どこか懐かしい

食べ物の記憶がキーワードの物語です。親子の物語でもあります。登場するチョコボールやエンゼルといったモチーフから、どこか懐かしい手触りを想起させますが、後半はしっかりとSFな内容で読ませます。故人が何かに置き換わってしまうというストーリーはSFでは定番ですが、面白く読みました。