上質な1編。今夜のお供にどうですか?

図書館のうわさをめぐる孤独な男の物語。

丁寧に描かれ、美意識を感じさせる文体と安定したストーリーテリング。

六塔掌月はそうした意味で稀有な作家だ。

静かに胸に迫る本作は、人生も半ばを歩むたくさんの伴走者たちにたしかな存在感を与え、勇気づける。

これから来たる読書の秋、ぜひとも身近に置いておきたい傑作。



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