雪女が暮らす世界に滅びの危機が迫っている。解決するためには、氷河球という秘宝が必要。それを探すために人間界に派遣されてきたという雪女の姉妹だが、氷河球とは具体的にどんなものなのか、どうすれば手に入るのか、妹には知らされていない。ただし、姉の方は何か重大な真実を知っている様子で――。やがて迫られる、究極の選択。誰もが誰かを想って、善意で行動しながらも、誰もが誰かを想って、シビアな選択をせねばならない。そんな物語です。
真冬(まふゆ)と小雪(こゆき)の姉妹は、雪の精の里から人間界にやってきました。 雪の精の里の、雪と氷の大地がとけ始めているからです。 姉妹の求めているのは、氷河球(ひょうがじゅ)。 姉妹は求めるものを手に入れることができるのでしょうか。 さむーい、冬の雪の中でのバトル、そしてふとしたきっかけからの、人間との関わり。 これからこの姉妹がどうなっていくのか、とても気になります。 ふたりを応援してあげたくなりますよ。
雪女の存亡をかけて人里に下りてきたと言う二人。まだ、物語の核心をつくような場面ではありませんがミステリアスな魅力があります。氷河球とな何なのか追いかけさせていただきます。