第22話 SNSは安住の地

生きるっていうのは簡単じゃないんだとぼくは思います。

周りの人はみんな何をするにもゆっくり決めていけばいいと言いますが、結局のところゆっくり決めていくことで得られるものって何があるんですか?

XというSNSはよく死にたいと見聞きします。実はぼくもその一端を担っています。周りの死にたいと言う人たちははただ勇気を持って発言しています。だけど、大半の人たちは本気にはしません。僕たちはいわばオオカミ少年や少女にすぎないからです。でも、そんな僕らだって本当は牙を剥き出したいほどに苦しみと立ち向かっているのです。

息をするたびに痛むのは足でも手でもない。

心臓そのものなんです。

SNSは主治医に勧められないと言われました。攻撃をしてくる人たちもいるからです。

分かってます。

ぼくも攻撃されたことあるから。

でも、安住の地でもあるんです。SNSは住めば都と言うほどではありませんが、自分の文で描いた呟きがその時々で反応をくれるから、それだけでもぼくにとっては救いなんです。

家で話す人、お母さんかたまに友達くらいしかいないから。

それしかぼくのネットワークがないから、だからぼくはSNSでしか自分の居場所を見つけることが出来ない。

あー、今日も1日が終わっていく。

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僕はあなたを知らない ソノハナルーナ(お休み中) @eaglet

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