ヴァイオリンの音楽によせて、「ズレ」を描く

とても魅力的な、ヴァイオリンをかなでるシーンがあります。
そして、主人公の男性の心理描写が、細かく、繊細で、「すくい上げるのが難しい心」を、見事に描いています。

主人公が「教会の椅子」に座りながら、どんな表情をしていたか。

読了後も、想像をしてしまう、余韻があります。

おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!