平和へのスタート
涼
世界に誇る、日本の平和憲法
昨今、戦争がまた頻発している。悲しい時代だ。どんなに頭の良い大学を出て、難しい数式を解いて、外国語がペラペラで、それで、それだけで国のトップになった者たちが、本当にしたい事とは何なのだろう?
だがしかし、私は日本には少し期待していた。
何故なら、日本には、日本国憲法の三原則があるからだ。
その中で、二番目に挙げられている、『平和主義』、これは、絶対に、後世に伝えていかなければならない。
日本は、かつて、第二次世界大戦を経験し、広島と長崎には原爆も堕とされた。それはそれはたくさんの命が失われ、幸せだった家々、森、田畑……すべてが焼け野が原と化した。
その日本が、戦後、作り出した、素晴らしい憲法がある事を、皆さん、ご存知だろうか?
それが、『憲法9条』だ。
憲法9条では、以下の事が約束されている。
『戦争の放棄』と『戦力の不保持』だ。
しかしながら、日本には自衛隊、と言う戦力がある。そして、馬鹿にならない軍事費を使い、戦闘機を買ったり作ったりしている。これは、明らかに憲法9条に違反していると思わないだろうか?
これでは、なんの為の『平和憲法』なのか、意味が分からない。人を殺す用意をすることなどは言語道断だ。
そして今、それ以上の危機にこの『平和憲法』は晒されている。
『憲法改悪』だ。
それは、もう、戦争しましょう。どんどん人殺しましょう。アメリカが盾にいてくれるから、日本は安心。何かあったら、アメリカが助けてくれる。だから、戦争しましょう!!
と言っているのと同じだ。
戦争を経験したした方たちが聞いたら、どんなに憤りを覚えるだろう?私も想う。東大を出て、どんなに難しい問題が解けても、平和を軽んずるものが、日本のトップにいるべきではない。いてはならない。
只、これは、国民にも責任がある。外国は騒がしいほど選挙を大々的に取り上げるが、日本は国民が政治に興味が無さ過ぎる。投票率が、八十パーセント行かないのが、そもそもおかしな話だ。国民が直接政治に参加できるのは、投票くらいだ。その権利を放棄しては、どんな国になってもいいよ、と言っているのと同じであることも、皆さんの心に刻んでいただきたい。
国を悪くするも、良くするも、本当はトップなんかじゃない。
国民である、あなたたち一人ひとりなんだ、という事を、心に彫刻刀で深ーく彫って置いて欲しい。
まずできる事は、声を上げる事。
「私はこう思う」「俺はこうして欲しい」「こうしたらどうだろう」
誰かと会った時、一分で良い。政治の話をしてもらいたいと私は思う。それだけで、日本は大分変われる。
『憲法9条』を守り切り、日本が二度と、間違った道に進まないように、2024年、日本が、正しい平和へのスタートを切れるように、まずは、あなたが正しくなってみませんか?
平和へのスタート 涼 @m-amiya
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