傾国の美女が微笑む瞬間とは……。

男性たちが手に入れようと争い、血を分けた妹からは顔を焼こうと妬まれる絶世の美女。

しかし、彼女は男たちが贈るどんな物にも決して憂い顔を崩さない。

とうとう彼女の美しさに魅せられた龍神が降臨してくるが……。

途中まではかの有名な褒姒の逸話を連想させますが、そこから一捻りした展開が見事です。

この結末の後、彼女は果たして笑顔を見せるのでしょうか?