エピローグ Ⅴ


 ちょっとだけ実は心配してることがある。


 「それでね、あいつなんて言ったと想います? 『身体の特性に惹かれるなんて、あたりまえのことじゃないですか。顔の美醜や、体つきで性欲を感じるのと同じですよ。どうしてそんな程度のことで悩んでいたんですか?』 だって!! 人が真剣に悩んでたことを、あいつほんとにもー!!」


 「ははは、まあ、言わんとすることわからなくもないけどね……」


 手元の段ボールの蓋を開けながら、少し向こうであこが、ふんぬふんぬと怒っている声がする。私はそれに苦笑いで返しながら、箱の中身を少しずつ取り出していく。


 あの二人の犬猿の関係は、時が経ってもどうやらあまり変わってないらしい。


 ただその後、返ってきたあこの声は、怒っているけどどことなく落ち着いているような不思議な響きを伴っていた。


 「いーえ、理屈が正しかろうが。私となぎさんがちゃんと悩んでたことを、大したことないみたいに言うのは腹が立ちます」


 「まあ、……確かにそれはそうかも」


 たとえ人から見て、どれほど簡単で愚かな悩みであろうとも、当事者たちにとって代えがたいほど深刻な問題だったりする。すっと、あこが口にした言葉に、私は思わず納得してふむと唸ってしまう。


 なんだかんだ、あこも心根がしっかりしてきたというか。これなら心配も杞憂だったかな。色々悩んでそうに見えたんだけど。


 「あこもなんというか、しっかり考える大人になったね」


 「ふふ、でしょう?」


 そうやって言葉を投げかけると、扉の向こうからひょこっと、したり顔の美人が覗いてきた。うーむ、美人はしたり顔も悪そうだ。


 そんな姿に思わず笑みをこぼしてから、荷物を出し終わった段ボールを畳んで、部屋の隅っこに置いておく。こういうゴミも、あこの特性のきっかけになるから、少しだけ違う捨て方をすることになるらしい。


 麻井の奴のそんな説明を想い出しながら、私は手のひらを軽くはたくと、扉の向こうを覗きに行った。


 「ところで、そっちは荷ほどき、どう?」


 私もあんまり引っ越しの荷物がなかったわけだけど、あこはそれ以上に荷物がない。だから、新しい家具とか、家電とかそういうのの開封をお願いをしていたわけだ。


 といっても、引っ越しを始めるときのあこは随分張り切ってたから、ある程度まかせても心配ないかなって感じはする。一緒に住み始めたときからなんとなくわかってたけど、あこはそもそも段取りとかしっかりしてるし。


 「ふっふっふ、今、オーブンをどこに置くか考えています」


 覗いた先ではあこがぴかぴかのオーブンを箱から出しているところだった。うちは料理器具がほとんどなかったから、引っ越しの際にあこがねだって料理器具が一杯入荷されることになった。家電の販売サイトをきらきらした目で眺めていたあこが既に少し懐かしい。料理なんだかんだ好きだよねえ。


 そんなあこの足元を、ねこくんがうろちょろしてる。電気コードを、新たな遊び道具か何かと勘違いしているのかもしれない。危ないからどいてなと、軽く声をかけて私はその身体をよいしょと抱き寄せた。相変わらず元野良猫の癖に、大人しく抱かれてくれる。


 まあ、彼もようやく不法滞在でなくなって、ワクチンもしっかり受けた立派な我が家の住人だ。ちょっと部屋が広いから、猫用のアスレチックまで買えたのは、私というよりあこの財力のなせる技だったけど。


 ちょっと申し訳ない気持ちと、あこが自分の力で稼いだお金をしっかりと使う心持になっているのは良い傾向なかなと思う気持ちが半々くらい。まあ、お金の出どころは少し怪しいけれど。


 「なぎさーん、オーブンおくとこ、ここらへんでいいと思います?」


 「んー、その棚を家電置き場にする感じ?」


 「いえすいえす」


 「いいと思うよ、じゃあ炊飯器とかももってこよっか」


 そうやって些細なやり取りを繰り返しながら、私たちは新居を少しずつ形どっていった。


 私とあこの、二人の新しいの生活の場。同じフロアにほとんど人が住んでなくて、隣は麻井のとこの看護師さんが住んでいて、いざって時もばっちりらしい。


 最初は色々不安もあったけど、今では楽しみや期待の方が少しだけ、私の中で大きくなってる。


 そんなこんなで、引っ越しの続きをして、途中で、主任ちゃんや、麻井と看護師さん、あとはごっついマスクをした引っ越し業者の皆さんにも手伝ってもらって、夜になるころには生活ができるようになっていた。


 いやはや、人手ってのはありがたいものだねって、新しい大きなベッドに寝転がりながら、軽く息を吐く。なんだかんだ引っ越しや家の引き払いで、ちょっぴり疲れてしまっていた。


 そうやってボーっとしていたら、何を想ったかあこがベッドの隣に滑り込んできて、程なくしてその間に挟まるようにねこくんも潜りこんできた。相変わらず仲がいいね、この子達。


 そうして気づけば二人と一匹で、まだご飯も食べてないのに、ごろごろと寝転がる。


 そうしていると、あこに触れている胸と肩が暖かくて、猫くんに触れているお腹と太ももあったかくて、足先もあこが指を絡ませてくるからそれで暖かくて。


 ぼーっとしていたらそのまま眠ってしまいそうなくらいには暖かい。もう春も近いから暖房もそんなに効いていないのに、部屋の空気も心地いい。こうしている時間のことを、幸せと呼ぶのかなってなんとなく考える。確信を持って言えないのは、私もまだこういった穏やかな感覚に慣れていないからか。


 そういえば以前はこういう何もしていないだけの時間は、痛くて、辛くて、息苦しいものだった。


 だからそれを誤魔化すために快楽と刺激をひたすらに、注ぎ込んでいたっけね。


 だとしたら、あの頃の私と今の私の違いって何なんだろう。


 別に性格が変わったわけじゃない、不安にもなってるし、達観したふりは偶にしちゃうし、うまく伝えられずに誤魔化してしまう時もある。人の頼みを断れずに流されてしまう時もたまにある。ちょっとずつ改善はしてるつもりだけれど。


 相変わらずそんなに誇れた自分じゃないし、ふと気づくと身体の痛みに辟易とするものだけど。


 それでもどこか違いを感じるのは、やっぱりあこが隣にいるからなのかな。


 いや、それとも私も少しずつは変わってるかな。できればそうありたいけれど。


 ふと気になってじーっと、欠伸をしながら目を細めてるあこの顔を見ていたら、不思議そうに首を傾げられた。それから何かにはっと気づいたようになると、そっと眼を閉じて、少し口元を私の方に向けてくる。


 どうしたんだろって首を傾げて、そこでようやく気が付く。


 ああ、なるほど。


 理解したから、私もそっと眼を閉じた。



 唇を重ねる。



 柔らかい感触が少し心をなぞる。


 口を離して目を開くと、あこはむふーと満足げに笑っていた。


 「はっぴー充電されました!」


 「それは何より」


 相変わらず安上がりだねえなんて、笑っていたらあこは何か思いついたようににやっと笑い返してきた。


 ん? って想ったのも束の間、そっと身体を私の胸元にこすり合わせると、くるっとひっくり返る。そして気付けば私の身体に馬乗りになってていた。しかも丁寧にねこくんを私たちのお腹の間につぶさないよう挟んだまま。


 「はっぴーのお礼に、なぎさんにも痛み止めを処方しておきましょー」


 「へ?」


 って言ったはいいけれど、その後どうなるかはなんとなくわかってて。


 案の定、もう一度唇を塞がれた。今度はあこの意思で。


 それから甘い、甘い匂いのする何かが私の中に流れ込んでくる。熱くて溶けそうで、途方もない刺激なのになんでかそれが嫌じゃない。そんな何か。


 十秒ほどそうやって、あこの唾液を注ぎ込まれてから、その間、舌で口内を散々となぞられて。


 最後に水音を立てながら唇を離されたころには、身体の奥がすっかりと熱くなっていた。


 …………我ながら、随分お手軽に発情するようになってしまった。


 これは私側の問題なのか、それともあこの誘惑がだんだん強くなっているのか。


 「どーですか? 痛み止め、効きました?」


 「…………大変よく効きました」


 まあ、身体が熱くて、痛みなんて正直それどころじゃなくなってるっていうのが、正しいんだけど。


 まあ、痛みが止まってるのに違いはないか……。


 そして私を見るあこの視線もどこか熱を帯びていて、どことなくとろんしてる。こっちもすっかり出来上がっているみたい。


 間に挟まったねこくんは、なんだおっぱじめんのかと、軽く欠伸をしてからそそくさと部屋を出ていってしまった。


 いやはや、気を遣わせてごめんねえ。っていうか、あの子、いくらんでも利口が過ぎる。実は普通に人語を理解してるんじゃなかろうか。


 そうして、ご飯も食べずに、これはおっぱじまるかなって想った、そんな時。



 あこはふと、想い出したように口を開いた。



 「たまーに想うことがあるんですけど」


 ちょっと照れたように、赤くなって目を逸らすように。


 「うん」


 その言葉に私はそっと相槌を打つ。君の言葉をゆっくりとただ聞いている。


 「あの時、なぎさんが私の誘惑から覚めた時、もしなぎさんがそんなに私のこと好きじゃなかったらどうしてたかなって」


 声が少し落ち込んで、微かに眼元が下を向いていた。


 「…………」


 「最初はきっとね、離れてたと想うんです。そっと離れて、平気なふりして、じゃあ仕方ないですねって言って別々に暮らし始めて…………」


 そういうあこの声は寂しそうで、どことなく悲しそうで。つられて私まで何故か悲しくなってくる。


 「…………」


 でも、そのあとふと、ふふって笑いだしそうな顔をしだした。


 「でもねえ、よくよく考えると、私、そんなんでなぎさんのこと諦めきれる気がしないんですよね」


 困ったように笑いながら、頬を掻きながら。そうしているだけで、私の胸のもやもやは簡単に晴れてしまう。


 「…………そうなの?」


 だから、私も笑って問うてみる。


 「そーですよ。それくらいには好きなので、最悪変質者やストーカーみたくなってたかも。もしかしたら、なぎさんの幸せを邪魔しない範囲でだけど、そういうことまでしちゃってたかもなーって想うんです。まー、それくらいには好きってことで」


 ちょっとバツが悪そうに目を閉じながら、あこは言葉を続けてく。


 「………………そっかあ」


 「やっぱそうなったら嫌でした?」


 「んー…………、いや、案外嫌じゃないのかも」


 割とすっと出てきたその言葉は、だからこそ私の本心に近いと思う。それだけのことを君の前でなら、私もすんなりに言えるようになったかな。


 「……だといいんですけど」


 そうやって、ふうっと息を吐きながらあこはゆっくりと私の胸に顔をうずめる。丁度撫でやすい所にあったから、その頭と柔らかい髪の毛をそっとなぞるように撫でいてく。


 「それにしても、どうしたの急にそんなこと考えて」


 また不安になっちゃったかなって、想った私の言葉に、あこは顔を胸にうずめたまま、少しくぐもったような声で返事をした。


 「うーん…………やっぱり、私たちの関係って……多かれ少なかれ、毒っていうか、私の誘惑の影響が大きいじゃないですか」


 その言葉に、私は少しだけ考えて、まあそうかもなって思ってみる。


 私からすれば、今想うと、それはそこまで悩むことでもなかったような気もしてるけど。だってそれがどんな過程であれ、私があこに惹かれていた事実は変わんないわけだし。


 「……んー、誘惑なしでも好きだけどね。まあ、でも、それがないと私達、出会ってないか」


 家出もしてないし、家庭の問題もないだろうし、そうなると当然私と接点もないわけだ。それを考えると少し寂しく感じてしまう。


 「ですよねー。……だからこそ、誘惑ありきの関係ってすごい悲しいものだなあってずっと想ってたんですけど」


 そう言ったあこの顔が、ぴょこっとようやくこっちを向いた。その表情は、特に怒っているわけでも悲しんでいるわけでもなく、なんというかとても自然なそのままの表情だった。


 「でも、最近、もしかしたらそうじゃないのかなって」


 「…………ほう」


 首がころんと面白いくらいに傾げてる、そんな姿もやっぱり可愛い。これはなんとやらは盲目の結果かな。いや多分、客観的に見てもこれは可愛い。


 「だって、この身体の性質があるからなぎさんと出会えて、多かれ少なかれこの身体の性質があったから、なぎさんとこうやって好き合えていると想うんです。私の毒がなぎさんの痛みを消しているのも、一緒に居られる理由になるし」


 「ふむ、まあ、たしかに」


 もぞもぞと私の身体を這い上るみたいに、胸を少しこすりつけるみたいに、あこは顔を私の顔の傍まで上げてくる。なんだかこうしていると、動物に登られている樹にでもなったような気がしてくる。


 「あと、やっぱり私ずっと自分の身体の性質が嫌いだったし、悪いと想ってたから。そっから生み出されるもの全部が悪いと思ってたんです」


 「…………そっか」


 「だから、そこからなぎさんの好意が出てきても意味がないって――」


 「………………」


 「そう想っていたんですけど!」


 そう言って、唐突にがばっと身体を起こしあげると、あこはびしっと虚空を指さした。思わずびっくりするけれど、そこに浮かんでいた明るい表情に、笑みも零れてしまう。


 「別にそうじゃないのかなって」


 そう言ったあこの瞳は、どこか迷ったような、自分の結論にまだ自信が持てていないような―――それでも何かを、自分の中で固めようとしているような。


 「きっと、私の性質はよくも悪くも、人に愛されようとするもので」


 そんな、すこしずつ変化している、まっすぐな瞳をしていた。


 「それが悪い方向に転がることも、危ないことも、もちろんたくさんあるけれど」


 ゆっくりと私にそのまっすぐな瞳を向けてくる。


 「そればっかりでもないのかなって」


 きっとまだ迷いは晴れきってはいないけど。


 「いいところも少しはあるし、なぎさんに好かれたみたいに、悪いことだけでもないし」


 それでもあこは少しずつ自分の中の、苦しい思い込みを塗り変えようとしているんだろう。


 「使い方はまだありそうだし、お金にもなるし、あとは……えっと、えっちの時、多分、人よりきもちいいし!」


 ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分の中の何かを彼女なりに、晴らしていこうとしている途中なんだ。


 それはさなぎが、殻の中で自分の身体を必死に組み替えて、少しずつ何かに成ろうとしているかのような。


 「だから―――この身体で生まれてきたことが、『悪いこと』ってわけでもなかったのかなって。よく悪くも、この身体は、この身体をもった私は、それだけで悪かったわけじゃないのかなって」


 そうして組変わった先にいずれ蝶へと羽化するような。


 そんな、小さな輝きが、その瞳の中に見えた気がした。


 その小さな輝きが、私の中にも小さな勇気にをくれる気がした。



 「こんな身体でも、生まれてきてよかったのかなって」


 


 「そう、ちょっとだけ想えるようになった気がするんです」




 「だから……、なぎさんにもし嫌われちゃってたら……」




 「私、開き直って思いっきり誘惑してた気もするのです……」




 「いやあ……たとえ私の身体は悪くなくても、それは悪いことな気がするんですけど」




 「折角生まれた身体だし、目一杯使うの悪くないのかなって」




 「そう想える気もするんです」




 「んー、すいません、とりとめもない話になっちゃって」




 「何が言いたかったかといいますとー」




 「今はなぎさんが幸いにも好いてくれていますので、好いてくれてますよね?」




 「ふふふ、つまり合意の上というやつです。これならどれだけ誘惑しても、悪いことではないのです」




 「だからたっぷり、なぎさんが依存するくらい、この身体は使っちゃおうと想うのです」




 「それになぎさんにだけは、私の誘惑、どんどん強くなってるみたいなので。前はキスだけでこんなに効かなかったですもんね?」




 「だから、たっぷり覚悟してくださいね、甘く、甘く、身体の奥までとろとろに溶かしちゃうんですから」




 「ふふーふ、なぎさんはどんな相手に好かれたのかようやくご理解いただけましたか?」




 「だって、淫魔なんですから、好きな相手は離さないし、離れていかないようにたっぷり甘い蜜で依存させてやるのです」




 「だって愛して欲しいから、だって愛していたいから」




 「私、寂しがりなんですから」




 「無理、なんていっても止めてなんてあげないんだから」




 「だからね、なぎさん。二人でいっぱい、気持ちよくなっちゃお?」




 「―――ね?」


















 ※



 恋っていったいなんでしょう。



 愛っていったいなんでしょう。



 欲っていったいなんでしょう。



 全部が全部、手を結んだ二人の間で、甘く蕩けて交じり合って。



 境目はよくわかりません。境目が必要なのかも、ほんとのところはよくわかってません。



 ただそこに想いがあるのなら、相手を大事に思える想いがあるのなら。



 それでいいかなという気もします。



 私の心の醜い部分、私の身体の醜い部分。



 どれだけ切って捨てようと、どれだけ目を晒して逃げようと、それは私の所から消えて無くなってはくれないから。



 そんなことをいろんなことを通じて知ったのが、私の半年間の旅路でした。



 でもいっそ開き直って受け入れてみたのなら。



 意外と悪くないのかな、なんてことも想うのです。



 この心の汚い部分。



 この身体の醜い部分。



 受け入れがたくても、それもきっと私です。私のことを必死に守ろとするがゆえに、きっと醜くなっている私の一部です。



 だからそれを受容れて、それを許してくれる誰かの隣にいれたなら。



 それだけで幸せな気がします。



 それだけで生きていていい気がします。



 それでも、もし時々嫌になってしまったら。



 その時は、甘い夢でも見ていましょう。



 甘く。



 暖かく。



 優しく。



 蕩けるような。



 そんな夢を。



 そうやって心と身体を少し癒したら。



 きっとまた、この心と身体と、うまく歩いていける気がするから。



 そうしたら少しだけ笑って、明日の朝に、目を覚ませる気がするから。



 だからそう、そのために。



 今夜はもう少しだけ、二人で甘い夢を見ていましょう。



 服を脱いで。



 身体を交わして。



 液を絡めて。



 心を繋いで。



 溶けるような、そんな甘い夢の中。



 寂しがりの身体と心の隙間を、あなたと二人で。



 今だけは、きっと、確かに埋められるから。



 だからそう、あと少しだけ。



 夜が明けるまで。



 冬がすっかり過ぎ去ってしまうまで。



 この暖かい夢の中を、あなたと二人。



 まだ、もう少しだけ。































おしまい

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不感女と淫魔少女 キノハタ @kinohata

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