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  • 拝読しました。

    半日ほどで全話一気に読ませていただきました。
    昔、ミステリを書こうと思っていたときにいろいろと書き方本を読み漁りましたが、それらの本よりも断然平易でわかりやすく身になる内容であったと思います!

    作者からの返信

    最後までお読みくださってありがとうございます!
    ミステリ系のハウツー本は僕も複数読みましたが、どれも書き手の躓きやすいポイントに寄り添ってないものばかりでした。カクヨムにも「ミステリの書き方」はほぼない感じだったので、「じゃあ自分で書いてやれ」となりました。
    平易で分かりやすかったと仰っていただけて報われました!

  • 私がメインで書いているホラーは言い方は悪いですが、それなりのデキでも許されるところがあると思います。
    なんなら、下手さが味になることもあって、私などはそれにだいぶ助けられています。

    翻って、下手なミステリって毒にも薬にもなりませんものね。
    そういう意味でもミステリを書く難易度は高いように思えます。

    もし自分がミステリを書くなら、上で言われているとおりファンタジーかホラーに混ぜるやり方にすると思います。

    WEBサイトで純粋なミステリを書いている方は本当に尊敬します。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    下手なミステリが毒にも薬にもならないのはホントにそうですね(笑)。
    でも僕は個人的にはホラー(と知識を要する時代小説)が一番難しいと思っています。文章だけで人をゾッとさせるなんて並大抵の技術じゃないですよ。
    Webで純粋なミステリを書くなんて自ら茨の道に飛び込んでいるようなもんですが、「なるほど!」とか「盲点だった!」とか言ってもらえるだけで書いて良かったと思えます。

  • 色々小説を書いてきましたが、ミステリージャンルが一場難しい気がします。なにしろ、地頭が良くないもので、読む側の時も大変なのに、書く側だと一層苦労しています。今挑戦しているところにフラッと見つけて読ませていただきました。参考になります。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    ミステリーが一番難しいですか。個人的には他ジャンルはどうやったら読者を楽しませられるのかがよく分からず、「とりあえずミステリーで驚かしとけ」みたいになってます(笑)。様々なジャンルをハシゴできるのは凄いと思います。
    参考になると言っていただけてありがたいです!🎶

  • まあこのページで言及されている内容とは主旨がズレてしまいますが、根本的にカクヨム内での自作のPVや☆、フォロー数などに対する考え方は、活動期間の長さでかなり意識が変化するものだと思っています。
    私も初期には「読んでもらうためにまず自分から読もう」と考えて活動していましたが、現在では「あくまで執筆のモチベーションが下がらない程度に読んでもらえればそれでいい」というふうにシフトしました。それが何人の読者に読まれることなのかに関しては、個人差はあるかと思いますが。個人的にはジャンル次第なのですが、ミステリーやホラーなら数人でもオッケーな感じかな。異世界ファンタジーやラブコメなら厳しいものがありますけど(とはいえラノベ系ジャンルは読者ニーズに合致する内容なら何もせずとも読み専のフォロワーが増えやすく、また読み合いに頼っていると逆に高ポイントにならないんですよね……)。

    しかしいずれにしろ最近は仮に書籍化を目指していても、ポイント無関係なコンテストが増えたし(カクヨムコンも読者選考無関係に特別審査員枠で拾ってもらえるシステムが入ったし)、読み合いのメリットってほぼ消滅した印象があります。何なら「金のたまご」のピックアップに引っ掛かれば、そこから拾い上げになる可能性もゼロじゃないはずですし。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    面白いご意見ですね。たしかに僕も時間とともにPVや☆に対する考え方はシフトしている気がします。始めたばかりの頃は「1PVついた!読まれた!!」「コメントォォ!?!?」みたいな感じでしたが(笑)、今は(もちろん非常にありがたいですが)同じ趣味の方とのコミュニケーションツールの一種みたいになってますね。
    個人的に何においても「量より質」と思っているので、たとえ数人でも熱心に読んでくださる方がいれば書き続けようと思えますね。同意見で嬉しいです🎶
    異世界やラブコメって読み合いに頼っても意味ないんですね。そこもジャンルによって違うとは興味深いです。ミステリーしか分からないもので(笑)。
    PVは多くても元から意味ないし、☆もランキングで人目に触れやすくするためだけのものなので、たしかに読み合いは書籍化では意味を成さないですね。
    PVや☆といった目先の数値ではなく、フォロワーの方々(含め読んでくださる方々)を最大限楽しませることこそが一番大事なのかなと思えました!!

    P.S.『会津稔』の件ですが、本文中も勾留→留置に変えさせていただきました! 返信中でしか表記間違いしてないと思い込んでました。ご指摘誠にありがとうございました!!

  • 多くの人に読んでもらうことが目的なら、他の人の小説を読みに行くこと以上の自作の宣伝はないですよね。あと付け加えるとしたら、長い作品を書かないこと。同じように自作を読んでもらいたい人がまず食い付かないのが、長い長い小説。何の信頼もない素人の物書きの長編を読む奇特な方などまず存在しませんものね。コンテストに向けて書くのなら長編は避けて通れない道ではありますが、まず読んでもらえないことを覚悟しなければなりません(笑)

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    そうですね~。初めての書き手さんは短編から入りたいですもんね。『虚無』(659230字)とかあっても誰も読むわけがない(笑)。コンテスト向けに長編を書く場合も、別で短編を書いて読者を呼び込む努力が必要ですよね。僕もやりまくってますね!


  • 編集済

     どんでん返しがあるとか叙述トリックがあるみたいな話を聞いてから読むと、ハードルが上がりすぎているせいか、拍子抜けしちゃうことがけっこうあります(笑)

     でも、うまく使えれば読者に衝撃を与えられて、面白いって感じさせることができると思うんですよね。叙述トリックで話題になっている作品ってたくさんありますし。
     
     創作をする上で、大変参考になりました。素晴らしいエッセイを読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ほんとそうですよね~。どんでん返しとか叙述トリックとかを事前に知ってしまってハードル上がっちゃって「ズコーッ」ってなるのは読書あるあるですよね(笑)
    でもやっぱり叙述トリックは半端ない破壊力を秘めてますもんね。叙述ものは「人生に影響を与えた小説○選!」みたいなのにも選ばれやすい気がします(笑)
    参考になったと仰っていただき創作論の作者としてこれ以上の喜びはありません。こちらこそ最後までお読みいただきありがとうございます!

  • ミステリの書き方ですって!もう、興味深すぎてちょっと鳥肌立ちました……。
    出会えたことに感謝です✨
    わたしはミステリー読むのは大好きなんですが、自分ではとても書けないので、こうして実際に創作されている方の視点を知れるのが本当に新鮮でありがたいです。

    「慣れるより習え」という考え方もすごく納得で、特に新人賞の選評を徹底的に読むという発想になるほど!となりました。
    トリックの作り方や舞台装置のお話、気になりすぎます。続きがとても楽しみです!

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    こればっかり研究してた青春時代でした(笑)
    ミステリって読むのは楽しいんですけど最初書くハードル高いですよね~。めちゃ分かります。まぁそんなこと言いながらほぼミステリしか書けないのですが。
    中高時代は「習うより慣れろ」タイプの教師は好きになれなかったです(笑) それただの職務放棄では?と。
    続きもお読みくださってありがとうございます!🙇‍♂️


  • 編集済

    正直に言って、ミステリ的要素に占める叙述トリックの割合が大き過ぎる作品はあまり好みではないですね。

    「葉桜」とか「イニシエーションラブ」とか「交換殺人には向かない夜」とか。
    だけど、ミステリ作品として世間で話題になるのは、こういった言わば叙述トリック偏重主義の作品が多い気がします。

    なので、ミステリ読者はみんな叙述トリックが好きなんだなあと寂しく思っていたのですが、最近では自分と似た考えの方もけっこういるのでは?とホッとしています。

    ずっと以前に我孫子武丸氏が、「叙述トリックはミスディレクションの延長線上にある」みたいなことを確か書かれていて、すごく腑に落ちたことを覚えています。

    だとすると、ミスディレクションはあくまでも、推理やプロットを支えるための様々なミステリのテクニックの一つという位置づけになるわけで、それのみに注力した場合、作品としてはアンバランスで歪なものになると思うのです。

    要は、他のテクニックとのバランスが重要なのであって、そういう意味で、「迷路館の殺人」とか「殺人犯対殺人鬼」なんかは好例だと思います。

    叙述トリックというミスディレクションの真の意味が明かされることを起点に、推理やプロットが思いもかけない方向に導かれるというイメージでしょうか。


    とエラソーに書いたものの、実作者として成功しているとは言えないのですが、あくまでも理想としては、そういった作品を目指したいですね。

    長文、失礼いたしました。

    作者からの返信

    あ~分かる~~!(笑)
    『葉桜』も『イニシエーションラブ』も『交換殺人には向かない夜』も叙述の目的が「読者を驚かす」っていうただそれだけなんですよね。それじゃあミステリー小説じゃなくてサプライズ小説やないかと。たぶんこれの一因は「“謎”が存在しない」ことなのかなと思っていて、解くべき謎もないのに唐突に解決が提示されても「はぁそうですか」としか言いようがないんですよね。
    叙述トリックはメインディッシュではなくスパイスにしてほしいなと感じている今日この頃です。
    我孫子武丸さんのその発言は初めて知りましたが、全くその通りですね~。叙述トリックが事件の真相を紐解くのに関与してくるタイプの小説は大好きです。お考えが近くて今首が折れそうなほどに頷いてます。
    『密室大戦』第1編の「実は酒井は隻腕」を起点とする推理もそういうのを目指していました。方向性が似通っていて嬉しいです🎵
    鮎崎様のそういう作品、今後も読んでいきたいのです👀

    編集済
  • 叙述トリックは邪道だ!!(過激派)
    作者が読者の為に仕掛けたトリックで、強引に騙そうとして書いてるのがもう無理って感じてしまいます。確かに直接読者を騙すだけあって威力は抜群なんですけど、ふと冷静になると冷めてしまうんですよね。それがどうしたって。そういうわけで叙述トリックはあまり好きではないです。

    作者からの返信

    邪道なのは間違いないですね~。大抵の小説だとそのトリックを仕掛ける意味まではないですから。
    僕はミステリを作者と読者の対決と解釈しているので、アンフェアな仕掛けでなければ好きです。でも「それがどうした」ってなるときもありますね~。実際「叙述が全て」の小説はあまり読む気になれないです。『倒錯のロンド』や『模倣の殺意』はそういうイメージあるので未読です。
    メタ次元よりも犯人vs探偵の方が燃えるので、それに付随して叙述のどんでん返しが加わる、ぐらいのバランスが一番好きですね。『名探偵のいけにえ』とかはそのバランスが絶妙でした。
    えー、とはいえ『密室大戦』第2編でブチギレられないことを祈ります(笑)
    さすが物理トリック直球勝負の暗闇坂様らしい考え方です!ありがとうございます!

  • 「クローズドサークルで殺人を起こす犯人側の理由」、個人的に一番は複数の人間をまとめて殺害したい場合に都合がいいからだと思っています。いずれは警察の足が付くにしても、外部と連絡が取れない閉鎖的な空間を一定期間作り出すことができれば、短期間に連続殺人を起こすことがそれ以外の状況より容易になる点が犯人側にはメリットなんじゃないかなと。
    なお作者側のメリットは天野さんもおっしゃる通り、閉鎖空間が成立しているあいだは警察の科学捜査が入らないことですよね。DNA鑑定や指紋、微細な塵を採取することなどで、推理なしに犯人を特定される展開を回避できますから(笑)。
    外部との連絡手段を断つ王道かつ簡単なパターンは、やっぱ建物の中でスマホは使用禁止だという設定にして、入り口で登場人物全員から取り上げてしまうことでしょうか。もちろん物語の舞台設定にもよりますが……。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    たしかに。通り魔とかでは複数のターゲットをまとめて葬るってのは無理ですもんね。クローズドサークルに集めて隔離されてる間に皆殺しにするのが手っ取り早いですね。
    警察の科学捜査が強すぎるのでその点作者としては大助かりですよね(笑)。純粋な論理を構築しやすくなってミステリらしさが増すというか。
    全員からスマホ取り上げるのがやっぱ一番簡単で分かりやすいですよね~。ただ最近は一人で複数の端末を持ち歩くことが普通になりつつあるので、犯人側としては全員から全端末を取り上げたという確証が欲しくなるような気はしています。その確証を得るのはそれはそれで困難なので、どうしたものかと思索しています。結局“ご愛嬌”で終わらせることが多いとは思うのですけど。

  • クローズドサークル、本格ミステリーの王道でありながら結構扱いが難しい設定なんですよね。特にどうして閉鎖空間で連続殺人が起きるのか、という問題をクリアするのが難しいように思います。出版されている作品の中でも、その辺を何となくで済ませている作品もありますし。今や時代遅れとも言われそうな設定ではありますが、相変わらずファンの間では根強い人気がありますので、新しいアイデアがあれば挑戦する価値ありますけど、逆に安易に手を出しにくいジャンルでもあるという(^-^;

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    やっぱクローズドサークルはだいぶ扱いづらいですよね~。
    「どうして閉鎖空間で連続殺人が起きるのか」ってほんとに難しいですよね。「通り魔の方がバレにくいやろ」っていうツッコミが強力すぎます。まぁ「何となく」で済ませていたとしても、面白いトリックさえ見せてくれたら何でもいいみたいなとこもあるんですけど。
    たしかに隆盛は過ぎているイメージはありますが、今の流れは何なんでしょうね? 特殊設定とかラノベとの融合とかでしょうか。
    安易に手を出しにくいジャンル、間違いないです。事件の舞台背景を作るのに必要な前準備が難しすぎ・多すぎです。

  • 今だと強い電波妨害装置が使えたりするのを見ますね。登場人物に圏外だと誤認させるっていう……。
    まぁ、後は何かの名目で携帯を集めてぶっ壊すのが手っ取り早いですね。
    で、外に出ようとする人間を足止めするような手を使えば……ですね。


    あっ、そうそう。クローズドサークルって言っても、自作もそうですが、シリーズもののミステリーとなるとだいたい最初の何話かはクローズドサークルでないので、タグに付けていない人もいるようです。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    あ、電波妨害装置!!中村あき『好きです、死んでください』に出てきたような気がしてきました。
    携帯集めてぶっ壊すのはもちろんアリです。前例はいくつかありますが、犯人視点で行くと誰かが二つ目の携帯を隠し持っている可能性も考慮しないといけなくなるような気がしています。そこんところ“ご愛嬌”で誤魔化してること多いですが。

    あー、適当にワード検索しただけなのであんま考えてなかったです!(笑)
    たしかにシリーズ作品の途中でクローズドサークル出てきてもわざわざタグ付け足さないですもんね。配慮が足りなかったです(´-ω-)人

  • 携帯電話邪魔ですよね……。
    荷物盗まれるか何かで携帯消したいところですが、昭和初期しか書いてないので関係が無かったです(てへ)

    ミステリー自己流だったので、公募にむけて勉強させていただきます。ありがたや。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    ネタ考えてると「携帯さえ無ければ……」っていう場面が数多(笑)
    時代背景をズラせば無問題なのでそれもひとつの大きな方法だと思います!
    そういっていただけて恐縮です。お互い公募に向けてゆるりと頑張りましょう🔥

  •  最後のℝやらℙやらは眼鏡をかけた癖毛のイギリス人のおっさんの顔が浮かびましたね。lol(これだけで多分特定は無理だから、白状するとド・モルガン)
     
     ④は私も経験がありますね。
     ⑥はやれたらいいんだろうなと思いますけど、今の私には無理ですね。精進したいところです。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!返信遅くなってすみません。
    あと我ながら意味不明な数学の戯言にお付き合いいただき申し訳ないです。あの話からド・モルガンを連想されるとはなかなかですね!(´▽`)
    ④は使いやすいですよね!あまり狙ってできるものでもないですけれども。⑤もアイデアに困った時とかに是非試してみてください~!(訂正:⑤→⑥)

    編集済
  •  たしかにミステリは他ジャンルのとの親和性は高いですよね。
     とはいえ、「ミステリとして」面白くないと、なんかミステリを悪用されたような気がするというか、「安易に利用しやがって」と腹が立ったりします。
     自分はミステリとして面白ければ、何でもあり、だと思ってます。
     SFでもホラーでもラブコメでも、ひょっとしたら官能小説でも(高野様はお嫌いでしょうが(-_-;))、ミステリがそれらを貪欲に取り込んでいくイメージです。

     まあ、それはともかく、カクヨムでもう少しミステリを盛り上げたいものですね。
     お互いに頑張りましょう‼

    作者からの返信

    >「ミステリとして」面白くないと、なんかミステリを悪用されたような気がするというか、「安易に利用しやがって」と腹が立ったりします。
    あ、その気持ちめっちゃ分かりますw オマケ程度にミステリっぽくしとけみたいな感じでやられるとムカつきますww
    そうですね、ミステリに真摯に向き合った作品なら自然と面白くなるように思います。どこかに光るところが必ずあります。
    ミステリが他ジャンルを食らう側になって成長できるような世界にカクヨムもなってくれたらいいのですけど。
    盛り上がりに欠けるミステリ界隈、変えていきたいですね。僕など微力ではありますが、共に頑張りましょう!!🔥

  •  数学については完全に?でしたが(;^ω^)、日々の努力・精進が高野様のトリック量産を生み出していることがよくわかりました。

     『「トリックは出尽くした」。この言葉は僕は好きではありません。』→非常に頼もしいセリフです(自分もどこかで使おうかな・・・)。

     あと、⑥が2つありますね。

    作者からの返信

    数学の話、改めて読み返すと「何言ってんだコイツ」となりました。無視しといてください(笑)
    トリックの生み出し方については特に中3の頃に延々と考えてましたね……。本論に書いてるのもほぼあの頃に考えていたことです。今はあの頃の発想力は見る影もありませんが!
    「トリックは出尽くした」と言いたくなる気持ちも分かるのですが、魅せようはいくらでもあると思うんですよね。匙を投げずに探究し続けたいです。
    誤字報告ありがとうございます!

  • ミステリはジャンルというよりは、個人的には手法だと思っています。なので仕掛けさえできれば書き上げるのは割と簡単なんですよね(トリックを思いつくことが一番の難所になるのですが)。
    連作短編は気軽に読んで貰いやすい反面、長編の方が最後まで付き合ってくれる読者が多いように感じます。その辺は一長一短なのかなぁ。どちらにしても、ミステリとネット小説の相性は最悪ですね。書店に平積みされているベストセラー本の大半はミステリだというのに。

    作者からの返信

    たしかにジャンルとすら言えないかもしれませんね。仕掛けさえ思いつけばあとは解決編で探偵役に語らせれば一応エンディングにできるという(笑) 推理を使わない場合、他ジャンルはどう結末を持ってくるかが難しい気がします。
    なるほどなるほど。連作短編はハードルが低い分、軽い気持ちで中断しやすいみたいですね!難しいですね~。
    そうなんですよね、書店にあるのはミステリばかりなのに、ネット小説では悲しいことになっちゃってます。微力ながら盛り上げ役の一員になれたらいいなぁと思います!

  • 私の敬愛する早坂吝さんは科学技術が進歩する限り、新しいトリックは生み出され続けると言っていました。同様に携帯電話の普及で使えなくなったトリックも存在しますが、ミステリの未来はきっと明るい!

    作者からの返信

    『ドローン探偵と世界の終わりの館』のアレですか!?
    早坂吝さんはドローンやAIなど最新技術を駆使した本格が多くて面白いですよね!メフィスト賞出身作家は尖った奇才ばかりで楽しいです。
    技術の進歩とともに古いトリックから新しいトリックへとどんどん刷新されていくのは本当に素晴らしいことだと思います!

  • とてもタメになる創作論でした。特に①は盲点でした。柔軟性が大事ですね。私は江戸川乱歩の『続・幻影城』を読んで、「最新の技術とかけ合わせてトリックができないか?」としか考えていませんでした。

    あとは日常生活をダラダラと送らずに観察に徹するのもありかと思います。身近に使っている道具の原理をトリックに活かせるかもしれません。

    作者からの返信

    雨宮徹様、お読みくださり、また応援コメントに★までありがとうございます!
    ①はよく使う裏技でもあり荒業です!個人的には一番使い勝手が良くて便利な手法ですね。
    『続・幻影城』も(古くはありますが)そういう観点で見るとアイデアの宝庫ですね!
    日常生活から見つける。その通りですね!実は総集編②のほうの下書きに入っているには入っているのですが、長編を書くほうに溺れてこちらエタってしまっている状況です。申し訳ないです🙇‍♂️

  • 『占星術殺人事件』、私も文庫本で持っていたはずなんですが、もうどこへ行ったのやら・・・。裏表紙にヒントがありました? それにしたって、あれを見破るのは凄いですね。

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!
    『占星術殺人事件』は「自分だったらこんなトリックにするな~」がたまたま当たっていただけというのが本当のところではありますね。
    本創作論、少しずつ連載していくつもりだったのですが、現在忙しさと長編を書くことに甘えて更新できておりません。尻切れトンボで誠に申し訳ないです。

  • こんばんは!
    カクヨムのトップページ「注目の作品」にて、こちらの「ミステリの書き方」が掲載されていました!
    いやぁ、すごいですね!

    めっちゃ参考になります!
    すいません、参考って言うのもおこがましいですね……(^_^;)
    ただ、「なるほどなるほど……」と頷きながら読みふけっていました。

    島田荘司『占星術殺人事件』のトリックをぶち当てるのはスゴイですね!(笑
    自分は、読んで「ほえ~」って感心してしまったタイプです。

    わー、ありがとうございます!
    次回も楽しみにしていますね\(^o^)/

    作者からの返信

    お読みくださってありがとうございます!★レビューにフォローまで!🙇‍♂️
    「注目の作品」に出てましたか!嬉しいです。カクヨムコン中はなかったので導線が増えてありがたいですね。
    めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます!参考になったなら幸いです!
    おこがましいだなんてそんなことはありません。僕の方こそ本文中で偉そうな口叩いてて申し訳ないです(笑)
    『占星術殺人事件』のアレはまぐれで、基本推理が当たることなんてなかなかないですね。
    ご期待くださってありがとうございます!微力ながらお役に立てるよう頑張りたいと思います!

  • ①・②・③どれも興味深く拝読いたしました。

    特に、断定していることこそ疑え、という点には大いにうなずきました。
    ただ、そのきっかけとして、質の高い創作論等を読み込むという視点はなかったですね。

    ミステリーは先人の創意工夫の歴史でもあると思うのですけど、その全体像を捉える上で、ただ数を読むより、効率的な方法であると気づかされました。

    作者からの返信

    お読みくださりありがとうございます!
    全部「ほんまか?」と思いながら文を読むひねくれた人間なので、無用な断定には敏感ですね。
    創作論にもすごく良し悪しがあって、ザルみたいな創作論は正直読んでも意味がないですね。そこは上手くチョイスするしかないですけど。今作がザルにならないことを願います(笑)
    創作論や小説をたくさん読んでその歴史を楽しむ。もちろんそれで構わないのですが、トリックを作るのが目的なのであれば、効率化を図ってみたいと思い筆を取った次第です。


  • 編集済

    トリックの作り方ですか。
    こればっかりは降りてくるのを待つしかないので、降りてくる可能性を上げることを考えてますね。
    ②の方法はまァやるんですが、名探偵ではないのでそう都合良くいい推理はできないわけで(^-^;
    ③は意外と普段考えないことがカチッと嵌まれば、自分でも予想してないアイデアが浮かぶことがあります。制限がある方が何でもありよりアイデアをまとめやすいので、私は結構このやり方で考えることが多いです。

    ……あとは風呂に入って考える。考えない限りトリックは思いつかないので、思いつくまで茹で蛸になるまで湯に浸かっている。すると血行が良くなって、脳が良い感じに覚醒します(ホンマかいな)。

    あ、あといきなり第3話になってますが第2話がないのは何かの伏線ですか?

    作者からの返信

    お読みくださりありがとうございます!コメントに★レビューまで!🙇‍♂️
    ②は新規トリックを生むにはちょっと向かないかもですね。でも暗闇坂様が前仰ってたマジックからトリックを生むというのもこれに含まれそうです。
    僕は①か③が主ですね。何でもありより制限ありの方が考えやすくなるという点全くその通りで、人間の脳って不思議だなと思ってます。③はいつでもどこでも暇な時にできるので便利ですね。

    風呂に入って考える、という感じのことも次回の書き溜めに含まれてますw 他にすることがない時に浮かびやすい気がします。僕は寝床に入ってからが一番多いんですけど。

    誤字報告ありがとうございます!
    順番いじってたら変なことになってました🙇‍♂️

  • 自分はそのとき書きたいものを書いてるって感じのテキトーなタイプなので、明確な戦略をお持ちなのはすごいと思いました(しかも、そのお年でとは驚きです)。

    トリックの生み出し方・舞台装置の作り方、教えてくださ~い(人''▽`)

    続きを刮目して待ちます‼

    作者からの返信

    こちらもお読みくださりありがとうございます!!フォローに星レビューも!
    テキトーであのクオリティーの小説を書かれているなら、それはむしろ文才ということになると思います。文才がない人こそ戦略が必要だと思いますので。僕は戦略頼りの非才です。
    最後に偉そうなこと言ってて恐れ多いですが、ちょっとでもお役に立てればいいなと思います。
    ご期待くださってありがとうございます!

  •  トリック、全く思い付かないタイプなので、是非、参考にさせていただきます!

    作者からの返信

    お読みくださりありがとうございます!!
    何を書こうかもあまり考えていませんが、僕なりのトリックの作り方をお伝えできたらなと思います!
    星レビューもありがとうございます!

    編集済