あとがき

あとがき




 もう十万文字を越えているので、好きに書きます。

 ……いいですよね?




 ということで、読まれない可能性の方が高いですけど……あとがきを書かせていただきます。


 この度は拙作『静寂と色彩のアリア』をお読みくださり、本当にありがとうございました!


 見ないままでいた現実を直視し、心折れ、けれどもう一度立ち上がることが出来た少年。

 全てを諦めて生きてきて、でも手を引かれて、そして最後には少年の手を引いた少女。


 そんな二人の物語はいかがだったでしょうか?


 今作はもう何年も前……学生だった頃に思い浮かんでいた物語を、小説を投稿するようになった今の私が構成を見直して書いたお話です。

 就職して、仕事をして。

 もう何年も経っているのにずっと頭に……胸の中に在り続けていたお話を、今回カクヨムコンという舞台に合わせて書かせていただきました。


 立ち上がること。

 前を向くこと。


 立ち止まってもいい、休んでもいいから、最終的には再び歩き出すこと。

 そして、時には誰かの手を引いて、引かれて、歩き続けること。


 ありきたりかもしれませんが、そんな想いを感じ取ってもらえたのなら嬉しいですね。


 これで今作は完結となります。

 正直言えば、続きの物語も朧気ではありますが思いついています。


 魔法の無い世界……けれど、錆色の少女の歌声はまるで魔法のようで。

 各地を旅しながら、その地の人々との交流を通して少年少女は成長していく。

 時には感動を、時には緊迫を……そんな物語を紡ぐことが出来たらいいなぁとは考えました。


 ですが、本作はカクヨムというよりは、Web小説の流行とは逆行しておりますので(汗)

 今回は、私の原点ともいえるお話を書きたくて、カクヨムコンに合わせて書いただけとも言えます。


 とはいえ、今後、もしかしたら続きを書くこともあるかもしれません。

 その時は、静寂と色彩が紡ぐ物語を堪能していただけたら幸いです。


 改めて、数あるお話の中から本作をお読みくださり、本当にありがとうございました!

 


 ————かみさん より————

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静寂と色彩のアリア  かみさん @koh-6486

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