第1回放送 深夜ラジオ ep.5
ドアのそばで固まってしまい動けないままでいると、下校時刻を告げるチャイムが鳴り出しました。
真っ赤な夕日と間の抜けた鐘の音が教室を満たします。
彼女の顔にもより一層濃い影が落ちていてどんな表情をしているかさえわかりません。
急に居心地が悪くなった私はここから早く離れようと、何を探しているのかさえわからないまま尋ねました。
「ねぇ…その、見つかった?」
>>pause<<
Midnight Radio Communications 遠久野仁 @FilterEngine302
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Midnight Radio Communicationsの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます