第1章最愛なる貴方へ 運命?

「先生俺やりたいです」

「そうだな、大輔含め4人いるからやりたい理由とか考えといてくれるか?今日投票するからな」

「大輔君、合唱コンクール実行委員やるの??」

「あ、優梨。」

「やるよ?一応ね」

「私もやるからさ一緒になれたらいいね」

「そうだね。」

頭の中では彼女がいるだろうか。

ずっとそう思っていた。

「実行委員やりたいやつ廊下でろー」

黙々と寒い廊下へ出ていく。

「じゃんけんで決める??」

「そうだね」


最悪だ1番初めだった。

「えっと、立候補者しました。青木大輔です。」

「楽しくメリハリをもって全力でフォローやることが出来るものにしていきたいです。」

「よろしくお願いします。」

カンペのようにはいえなかったが、言いたいことが言えたのでよかった。

優梨さん、続いて湊、そして、晴人も言い終わった。

俺の心臓はバクバクだ。

「机伏せろー」

その合図で皆が一斉に机に伏せた。

「じゃあ大輔がいいやつー」

と言うようにどんどん名前が呼ばれていく。

「顔上げろー」

「今回は優梨と大輔にお願いすることにしたからなんか一言。」

「皆さん楽しみながら頑張りましょう!!」

拍手が起こる

俺の番がきた。

「自分の全力を発揮することが出来るように頑張りましょう」

拍手が起こりようやく肩の荷がおりた気がした。

「よろしくね大輔くん!」

「ああ、よろしく」

「早速だが2人、今日放課後集まりあるから行けよ」

「はい」

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もし君が僕を忘れても @Narumiya_Reina

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