幸せは手の中

古 散太

幸せは手の中

過ぎていく時間を追ってはいけない

それがどれほど幸せだったとしても

それがどれほど苦痛だったとしても

過ぎた出来事はすでに終わったこと

過ぎた出来事はすでに思い出の記録


自分のことを決めつけてはいけない

それがどれほど素晴らしい自分でも

それがどれほど落ちぶれた自分でも

自分のすべてではないかも知れない

自分のすべてを知り得ることもない


目には見えない力があったとしても

目に見えない力がなかったとしても

あなたは自分の意思で目的地を定め

あなたは自分の意思で歩きはじめる

人生はあなたの考えたとおりに進む

ゴールに着くまでのルートのように

人生はあなたの考えたことが起こる

コンビニで選んだおにぎりのように


だから

希望以外のことを考えてはいけない

それがどれほどむずかしく見えても

それがどれほど大きな山に見えても

可能性があるのなら不可能ではない

可能性があるなら未来は変えられる

可能性があるなら幸せに生きられる

あなたがそう考えれば幸せは手の中

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