過去の記憶

笑み

なんでそんなによく笑うの?

突然尋ねてくる君

僕が笑う理由? 特に変わってないからつまんないかもよ

それでも聞いてくれるなら話そうか

笑うと元気になれるだろ

世界を明るい気持ちで受け止められる気がする

だから僕は笑うようにしてるんだ

本当にそんな理由なの?

って再び問いかける君

疑われても困る だって僕は嘘をつけないから

君に嘘はつかないよ

でもそこまで言うなら

一番の理由を教えてあげるよ

恥ずかしがらずに聞く覚悟はしてね

僕が笑ってると 君の笑顔がそこにある

僕にはそれが幸せなことなんだよ

君の笑顔を守りたくて 僕は笑うんだよ

僕が悩んでて笑えないときがあったよね

そんな時に君は泣いていた

君にそんな顔をしてほしくない

だから…

「僕は笑い続けるよ だから君も笑って側にいてほしい」

君ははにかんで頷いて 僕の一番好きなものを見せてくれた