バレンタインデー

【2024年(令和6年)2月14日】


記念日って、作家目線で見てしまいます。


娘がチョコづくり!

誰だ? 誰にあげるんだ!?

俺か? それとも……。

仕事中もソワソワ、ドキドキ。仕事になりゃしない。

定時、まっすぐ帰ってくる。

……。ない。

淡い期待も、何もない。

娘はいつもと同じ、今日もおかえりと出迎えてもくれない。

妻にそっと訊いてみたら、なんだ、友だちと作り合って分けていたって。


バレンタインデーって、時代でけっこう様変わりしますよね。


とある生命保険会社の調査では、「プレゼントを渡す予定なし」と答えた人は全体の4割弱、さらに職場の人に渡すとなれば1割程度だとか。


この時期、デパートのお菓子売り場は活気あふれています。

人にあげるのではなく、自分用にバレンタインデーのスペシャルなチョコ菓子を買う人も定番となってきました。

去年、たまたまバレンタインデー当日に行ったら、人があふれて歩くのも大変でした。思い出してみれば、サラリーマン風の男の人も結構いた印象もあります。


バレンタインデーって、愛の記念日? のなかではけっこう時代による変化を受けますよね。

クリスマスとか、誕生日とかって、大きくは変わらないような気しますが。


学生でも、本命へのそれはともかく、先のミニストーリーのように義理チョコなんて言葉ももうなくて、友チョコとか、それもなくなり、ただワイワイお菓子持ち寄るイベントになっていたりして。


物語のなかで描く時はジェネレーションギャップには気を付けます。


現代ドラマなら今の若い子たちはどういう感覚なのかって、気になりますよね。


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ほぼ日刊 ニュースに私見(やわらかく) -2023/12~2024/02- @t-Arigatou

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