人間関係リセット症候群
宮野 智羽
人間関係をリセットしたい私の話
皆さんは【人間関係リセット症候群】というものをご存知でしょうか?
あまり聞き馴染みのない言葉ですし、これに当てはまらない人は少々理解に苦しむ考え方かもしれません。
端的に言えば「今までの人間関係を全て断ち切りたくなる」などがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
私が書いた記事ではありませんがほとんど当てはまっているように感じます。
https://web-camp.io/magazine/archives/49339
私の場合は「ステージごとにInstagramのアカウントを分ける」ということが1番分かりやすいと思います。
理由はアカウントを消す時に楽だから。
1つのアカウントにまとめてしまうと今の友人と連絡を取る時に困ってしまいます。
そんな時予め中学校、高校、大学といった風に分けておけばいざという時に消しやすくなります。
常に消えることを考えて行動しているのは私だけかもしれませんが、人間関係リセット症候群とはこんなものだと思ってやってください。(私の場合はですが)
そんな私は極度の人間関係リセット症候群だと自覚しています。
何故かというと本音を言えば「自己紹介の時に本名を言う」という行為に抵抗があるからです。
「あまり見知ってない人に自分の情報を明かしたくない」
「自分の名前を覚えられるのが気持ち悪い」
と思ってしまいます。
さらに言えば「どこに住んでるの?」などの質問なんてもっと嫌ですね。
数年越しの連絡で「智羽の家の近くの〇〇で集まらない?」なんて言われた日には吐き気が止まりません。
あれ怖いですよね。
いや何で私の家覚えてんだよ。という恐怖が付き纏ってきます。
正直心霊現象よりも怖いです。
幽霊の方がまだ可愛い。
個人的にはネットの名前(ここの場合は『宮野 智羽』)で呼ばれるのは全く不快ではないですし、むしろ嬉しいまでありますね。
きっと嘘偽りない情報を相手に知られることに対して嫌悪があるんでしょう。
まぁ、ペンネームなんて嘘をつく気がなくても嘘になってしまいますし。
実際これに苦しめられることは多々あります。
数年越しに集まる意味は分かりませんし、私にしてみれば「卒業式の時に別れを告げたのだからそこで終わりでいい」と思ってしまいます。
「寂しい性格をしている」なんて言われることは少なくありませんが、今更それで傷つくような性分ではありませんですし性格なんて変えようと思って変えれるものではありません。
さて、何故人間関係リセット症候群の話をしたかというお話をいたしましょう。
このエッセイはコンテストのために書き始めました。
しかし入賞を狙うならばこの話題でなくても良かったはずです。
これは私なりの今を生きる皆様に向けた言葉です。
ゲーム
仮想現実
SNS
この時代は何にだって生まれ変われます。
何度だって転生できる。
だからこそ、どうか本物の自分を見失わないで。
『本物』というのは『現実を生きる自分』という意味ではありません。
『この姿で生きたいと思えた自分』のことです。
YouTuber
芸能人
芸術家
そして私の場合は『宮野 智羽』です。
人間関係リセット症候群は過去を振り返るからこそ辛くなります。
だから私は前だけを見る。
過去を振り返るな、なんてキザなことを言う気はありません。
逃げて逃げて、逃げた果てに幸せがあるのならば私はきっと人間関係をリセットして良かったと思うでしょう。
再び転生を果たすその時まで私は宮野 智羽として生きるでしょう。
そんなお話でございました。
人間関係リセット症候群 宮野 智羽 @miyano_chiha
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