確かな仕上がりだった。web短編小説を色々見てきたが、その中でも巧者。文章もわかりやすく、それでいて適切。父の死を皮切りに、主人公の人生そのものが鏡に映ったように見えた。
細々と好きなものを書いてます。
短編小説はあまり見たことがなかったのですが、こちらは文章が丁寧で言葉選びが大変上手く、とても読みやすい作品だなと思いました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(782文字)
まず、まだまだ若くしてお亡くなりになったお父様にご冥福を申し上げます。文字数以上の凝縮された内容で、読み終えたあとまるで蓮の花が美しく咲き誇るような感覚を得ました。主題はお父様の亡くなられた話…続きを読む
きっと、こういう境遇の方って多いと思うのです。親からほぼ全てを与えられてはきたけれど、その中に自分が欲しかったものがない。だから親に対する信頼ができない。親を心の底では疑問視してしまう。毒親と…続きを読む
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