吉原から逃げ出した少女が辿り着いたのは、あやかしだらけの裏吉原。

「堀の向こうには裏吉原があり、そこでは苦界の苦しみはないよ」

火事の夜、主人公の音羽は、姐さんたちの言葉を信じて堀に飛び込みます。
吉原を逃げ出した音羽が辿り着いたのは、あやかしばかりの裏吉原。
そこで魔女に拾われた音羽は、便利屋を手伝うことになります。

異人の魔女に化狐の兄弟子、死神に神様、幽霊、あやかし。
妖しくも魅力的な極彩色の世界で、音羽は何を知り、学び、どう過ごしていくのか。

妖怪好き、和モノ好きには、ぜひぜひ読んでほしい物語です!

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