第12話 レイプ描写があります
三年前からこの思いを抱えて困り果てている。
石井は頭を抱えた。妻は冷たくて家庭は冷え切っている。子供もいないので離婚すればよいのだが、何故か離婚には応じてもらえない。高収入の石井はATM化していた。
帰宅しても食事も用意されていないし、洗濯もアイロンも自分でするしかなく、下着までクリーニングに出していた。もちろん自分でもっていくのだあ。
職場の後輩の梨花に一目惚れして駅で待ち伏せるようになったのは三年前だ。
生きがいになっている。
可愛くて、勉強熱心、仕事熱心で愚痴一つこぼさない梨花に石井は恋心を募らせていた。
知れば知るほど、たまらなく愛おしい。
相手は石井の気持ちを知ってか知らずか毎日、健気に働いている。
そんな梨花を思い続けて、三年。記念すべき冬になろうとしていた。
クリスマスデートに誘おうと計画したのだ。
自分は高身長でイケメンで高収入で職場の頼りになる先輩だ。
まかないを食いすぎて嘔吐し、MJ5という不名誉なあだ名で呼ばれるようになったが、まだ挽回の余地はあるだろう。
職場に居残っている二人が更衣室前でばったりと出くわした。
どうぞ、と譲ろうとする梨花の手を取り強引に更衣室に連れ込む。
きゃっとよろけて室内に入った梨花を知り目に鍵をかけて扉を締めた。
更衣室には二人っきりだ。
何するんですか?と問いかける梨花にしがみつくようなハグをする。
かっかと体が火照っているのだ。
鎮めてもらうには梨花にしかできないことをやってもらわねば。
強引に唇を重ね、舌を押し入れる。舌を絡めているとチュパチュパと淫靡な音を立てた。
ゆっくりと味わう石井にぞっとした梨花は胸元を強く押し戻している。
腕の中もがいて、必死で引っ掻いている梨花を気にもとめず、ブラのホックを外す。
コックスーツの裾から手を差し入れて胸をもんだ。
先端が尖る。
それを感じていると勘違いした石井はほくそ笑んだ。
コックスーツを強引に剥ぎ取ると、ブラジャーも投げ捨て、はだけた胸に唇を寄せた。
チュッチュチュチューっと舌を上手に使い、先端を念入りに口に含んで愛撫した。
やめてください!口元を拭いながら、梨花は抵抗する。
あっ、嬌声をあげかけて、梨花は必死に堪えた。
こんなことされて、感じちゃうなんて、嘘でしょ!? ほんとに現実なの?!
いやいやと首を横にふる梨花に感じてるんだね、とささやく石井。
その声音にぞっと鳥肌を立てる梨花。
ショーツの中がじんわりと染んでいく。感じてるね、と強引に指先で割れ目をなであげられて、梨花は首をブンブンと横に振った。
あ、あたしは、かんじて、なんか、いません!
途切れ途切れに叫ぶ梨花に、指を差し入れる石井。
体をのけぞらせて逃げようとする梨花。
ぐちゅぐちゅぐちゅ、と淫靡な音を立てている自分の下半身。
信じられない、なにこれ、と泣きたい気持ちで抵抗する。
こんなになっているのに、認めなよ、とささやく石井。
ほらほらほら、と愛撫はエスカレートしていく。
胸をチュウチュウと吸われ、キスの雨を振らせながら、下半身を好きにいたぶられている。
あっと梨花は絶頂が近づいてくるのを感じた。
きゅうっと石井の指を締め付ける胎内に梨花の絶頂が近いことを感じた石井。
ニヤリと笑うと、梨花の足を大きく開き、ズボンを剥ぎ取り、ショーツを足首にひっかかったままの梨花の足を持ち上げた。
そして机の上に横たえさせると陰部に口づけた。
おいしいよ、ぺろぺろ、おいしいよりかちゃん、まんこから汁がこんなにあふれているよ、かわいいね。ぺろぺろちゅうちゅう、イッテいいんだよ。我慢させて辛かったね。
そして陰部に口づけて愛撫しながら指を差し入れて愛液を掻き出す。
長い指で奥から愛液を掻き出され、梨花はこのままいかされてしまうのではないかと身を固くした。
高く掲げられた足がゆさゆさと揺れている。
感じているわけじゃない、怖い、助けて、誰か。
でも梨花の体は確かに反応している。
身を固くすればするほど敏感に愛撫に反応していく信じられない自分の体。
涙も叫び声も枯れて、されるがままだった。
抵抗が弱まったのを感じた石井は屹立したペニスを取り出し、梨花の目の前でニヤリと振ってみせた。
これがほしいんだろ?
やるよ、そら!
腰を突き出せ!
パンパンパンパン、盛大に腰をふる石井。
机に手をついて後ろ向きに腰を石井に差し出す形になった梨花はたまらずあーっと声を上げた。
その悲鳴ににえたつのは凶暴な欲望だった。
あっあっと嬌声を漏らす梨花、揺れる腰、揺れる胸、ペニスは最奥に到達しゴリゴリと梨花の感覚をおしあげていく。
梨花のいいところに当たっていると感じるとそこを激しく責め立てた。
指はクリトリスをいじくり回し、片方の指は梨花の胸の先端をいじくりまわしている。
こんなに責め立てられても梨花はいかなかった。
いかせようとする石井に焦りの色が見える。
しぶとい女だな、と叫ぶ石井。
イクまでたっぷりとやらせてもらうよ、と叫び腰をふる。
最奥をついて、腰を引きギリギリまで引き抜く。そしてまた奥まで一気に貫く。
しつこく繰り返すと梨花は確かに高まっていった。
ハアハアとあえいでイカないようにギュッと体を縮こまらせている。
ほら、リラックスして、とクリトリスをいじる石井は腰を振り続けている。
充血したクリトリスに爪を立てると梨花の胎内はキュッとしまる。
ここが弱いんだな、と目星をつけてクリトリスを重点的に攻めることに決めた石井は、腰をふるのをやめて、机の上に梨花を押し上げる。
高く両足を両手で掴んでこちらにひっくり返すとコロンと梨花のあらわな体は机の上で転がった。
そして両足を大きく開いたまま、赤く充血したクリトリスを眺め、舐め回し始めた。
りかちゃんはクリトリスが好きなんだね、かわいいね、クリイキしかしたことないんじゃない?
んーっんーっと首を横に振って声を抑えるために手で口を塞いでいる梨花に卑猥なセリフを投げつける。
ちんちんをくわえて涎垂らしてる、かわいいね、かわいいよ。クリトリスが好きなんだろ、くんにしてくださいってお願いしてみなよ、イカせて下さいってお願いしなきゃイカセナイよ。イキたいんだろ、イカなきゃ終わらないよ、と言われ、梨花は感覚を失いつつあるクリトリスに意識を集中した。
指先と舌先で弄ばれたクリトリスは赤く充血しぼってりと大きくなっている。
口の中で転がされて、梨花はのけぞって感じた。
いや、ほんとにイっちゃうの?
これくらいで?
と軽口を叩かれて、涙がまた零れそうになった。
どっちなんだよと思いつつ、愛撫を受けていると確かに絶頂は近い。
近いのだがイケないんだ。
経験豊富な石井は楽しんでいた。いたぶることを。
今まで散々無視しといて簡単にイッテもらっちゃつまらない。
ズボンのポケットから小さな充電式バイブを取り出すと梨花のクリトリスに当て、スイッチを大でオンにした。
突然訪れる強い刺激に嬌声を上げる梨花。
あーあっっあぅ、あっあっあっっ、感じる梨花に、石井はニヤリとほくそ笑む。
リカちゃんはバイブがお好みですかーっと強く押し当てる。
強い刺激に目がちかちかし、イキそうになるとバイブを止めてまたペニスでつきながらバイブを押し当てる。
流石の梨花も観念した。
道具を持ち出され、イカない訳にはいかない。
腰が揺れる。
感じる。
集中しだした梨花は快感と混乱で気が変になりそうだった。
同時に果てた二人、石井と梨花。
ゼイゼイと肩で息をしている梨花におかわりがほしいんだろ、とバイブを押し当て続ける石井。
長い指で激しく抽掻され、梨花はびしょびしょおまんこになった。
イッたばかりでの激しい指の動きにキュンと指を締め付けてジョロジョロと潮を吹き出す梨花であった。
顔を両手のひらでおおい、泣きそうになる。
やめて下さい、と小さな声で繰り返す。
素直になりなよ、と返されて、激しく愛撫を続ける石井であった。
梨花はこのレイプが終わるのを今か今かと待ち続けていた。
永遠に続くかと思われた愛撫、いやレイプであった。
永遠に続くかと思われた愛撫、いやレイプであった。
甘い恋 末廣ゆう @suehiroyuu
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