虚構のシスイ　〜異世界に不法投棄されたおじさんが世界に名前を刻みます～

ある乾いた空気の冬の日、後輩を庇いトラックに轢かれてしまった主人公の年齢35歳のおじさんは異世界に転移……ではなく不法投棄される。
落ちてきた森の中でおじさんは森の主であるフェンリルと出会い、物語は動き出す。

「すげえ、あらすじとタイトルだけ見たらよく見る異世界物に見えるっすね、おっさん」
「フェンリルの癖に威厳がないからな、君」
「おい、スライムいた。おいしい、から、かってたべる」
「「え……」」

まあ、こんな具合でサラリーマンだったおっさんと、中身が高校生のフェンリルと、カタコトで食いしん坊なエルフと異世界を放浪します。


異世界ファンタジーを書くのは初めてです。温かい目で見てください。