第1話 記憶の混濁
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時は遡り、高校入学前
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一応あの後病院に行って何も問題ないって診断された。ちょっとホントかな?って思うとこもあるけど、特に気にせず家に戻ってきた。
「「いただきまーす」」
妹の莉乃が作った夕飯を食べながら先に控える高校入学試験、所謂入試があるが私はどこの高校にするか決めていないことについて莉乃が言及する。
「そういえばさ、高校どこにすんの?」
「うーん特に決めてないんだよね〜」
「じゃあさ!ここどう?
「そこは教師がダメダメってニュースでやってたじゃーん」
「んーじゃあ
「そこも教師がキモイ事したってニュースやってたってー」
なかなか決まらない中、スマホを見ている時1つの高校が目に止まった
「小百合学園...」
「ん?小百合学園?あーそこは難関高校って有名なところだよ?お姉ちゃんのレベルじゃ無理だって、しかも女子校だよ?男いないんだよ?」
「!!いや...まって......決めたここにする」
「え!?急に!?目指すの?そこ?まあお姉ちゃんの学力的に入試まで猛勉強すれば行けそうだどさぁ...」
「いやもう決めたから!(ここなら女の子と...)」
「ん?なんか言った?」
「いや♪言ってないよ♪」
私の人生が変わった瞬間、いや決まった瞬間だった。
この選択が記憶のせいであることは誰にも分からない
学園のお姉さま、実は前世百合好きの男子高校生でした。~慕う彼女たちは何かおかしい~ #どんぐり @donguri458
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