第2話  継承

と、いうのが今きたこの世界の現状らしい。正直いきなり何!?って言う心情も大きけどまあ、とりあえず


「なんで呼ばれたんだよ!!」


「おお、そうじゃった。説明も何もせずいきなりすまんのう。

実は神たちは特攻をする前に別世界の人間に神の因子を入れたんじゃよ。

そして、その中でお主だけが全ての神の因子を取り込み適合した超激レアな人間、神へとなる資格を得たなのじゃよ。」


「ちょっと待て、何で生きるか死ぬか瀬戸際の状況で神の因子?とやらを入れる必要があるんだ?」


「それはのう。このまま神がいなくなると無作為に選ばれたものが神の権能を得てし まうんじゃ。そうなるとどんな奴がなるかわからんし事情も説明できないから世界に多大な危機を与えるかもしれないからの。神の因子に適合したものに神の権能は継承させることができるからのう。」


神が考えなしに権能を振るってもらっちゃ困るってわけだね。

「なるほど。じゃあ・・」


「ッ!そろそろ時間がないのでよく聞いておくれ。ここに散っていった数多の神の権能がある!これをお主に託す!基本は自由にしてくれて構わないが、時々手助けしてやってくれ。あと頻繁に神の権能は振るわないこと。知りたことがあれば大概のことは固有能力『啓示の秘典』で知れる!わかったかの?」


「は、はい」


「それじゃあこの世界のことは任せたぞい。さらばじゃ!」


と言って消えていってしまった。

怒涛の展開だったな。正直神になるのに抵抗はない。きっと楽しいだろうしね、早くこの世界のことを見てみたいしこの空間から出るためにもとりあえず神の権能とやらを取り込みますか。













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我。神、成り 眠徒 @knight2016

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