我。神、成り

眠徒

第1話 プロローグ

其の世界は長らく争いが絶えなかった。

初めは小さな小さな火種だった。

何者も気付かないような本当に小さな火種だ・・・

その火種は次第に大きく激しく成長し、遂には世界中を焼き焦がす業火へとなってしまった。


世界中を巻き込む大戦、そこで終わるならまだよかった。

しかし、気づいた時には全てが遅かった、全ては世界の外側にいる混沌の勢力の謀略であった。


これにより、神々も介入せざるを得なくなってしまいこの世界の種としての存亡をかけた戦争。

神々と混沌の勢力の戦争、


後世で言うところの『天と地の大戦』が本格的に始まってしまったのである。


天と地の大戦は100年もの間続いた。


混沌の勢力は無尽蔵に次元の裂け目から這い出てきた。

本格的な侵攻からひと月持たずに国家の枠組みは失われ、多くの者が難民となった。


神々は方舟を作った。

一つの種族に対し1万までと縛りを科すことによって平和が訪れるまで何者にも干渉されない巨大な方舟を。


ありとあらゆる生命の保護を終えた神々は遂に戦線へと立つ。

多くの亜神が維持していた戦線を大きく盛り返した。次元の裂け目をいくつか修復できるほどにまで。戦線は安定し余裕もできた。そこから数十年の間、神々の軍勢は優勢だだった。


天と地の大戦が始まって90年、もう最後の裂け目を残すのみとなった

やっと終わるのかと皆が思った。

だがそのときに現れたのだ七体の強大な獣が

一体一体が神の数柱分の力を持っている。

その獣たちによって戦況は一変し、神々は大きく追い込まれることとなる。


そこから1年

反撃も微々たるものしか無くなっていた

しかし、神たちは諦めてはいなかった。獣たちを打ち破るのに自分たちが生き残ることを考えていては不可能だと結論づけ、獣一体に対し神の魂の終焉に発生する超大なエネルギーをまとめてぶつけるという特攻を仕掛けたのであった。

これにより100年もの間続いた。

天と地の大戦は終わりを迎えたのであった。
























「なるほど・・・・」


________________________________


初めまして

処女作です

不定期です

色々適当なので温かい目でお願いします。

m(_ _)m

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