第6話 いわゆるチートってやつだ。
ゴブリン……ゲームなどで序盤に出てくることが多い雑魚敵。
そんな雑魚相手でも、現実で対峙すると危機感を覚える。
そんなやつに俺は素手で戦うのだ。
しかも、利き手が使えないままで。
RPGなら最初に武器をもらえるんだろうが、そんなことは一切ない。
これは現実なのだから。
「ギャギャ!」
飛びかかかってくる!?
「急に攻撃してくんなよ!」
今はゴブリンの攻撃をかわすことしかできない。
このままではらちが明かない。
『ブレイブオーラを使いなよ。』
その手があったか!。
存在を忘れていた……切り札なんだし、覚えておこう。
(ブレイブオーラ!)
効果は全ステータスを二倍にする。
いわゆるチートってやつだ。
ステータスが
攻撃力 13
防御力 12
魔法力 11
魔法防御力 13
素早さ10
スタミナ21
から……
攻撃力 26
防御力 24
魔法力 22
魔法防御力 26
素早さ 20
スタミナ42
と、だいぶステータスが上がる。
ゴブリンのステータスはライブラ的なものがないのでわからないが、序盤にしては強めなんじゃないか?
「ギャギャ!?」
「驚いたか?どうだよ。俺のスキルは」
ゴブリンも急なステータス増加を感じ取って驚いたんだろう。
「ギャー!」
再び、飛び掛かってきた。
だが、ステータスが二倍になったお陰で……
「ギャッ!?」
腹に一発拳を叩き込める。
さすがに腹パンはいたかったようでもがいている。
「さて、止めを刺すか。ほらよっ!」
「ギャッ……ギャ。」
ゴブリンは塵となって消えた。
そして、ゴブリンがいたところには光ってる石があった。
「なんだ?これは。……もしかして、アニメとかにある、魔石なんじゃないか!?」
実は俺、アニメオタクなのである。
イチオシは、天使に拾われた男だ!
スライムの進化形たちがかわいいんだよ~。
ドドドドドド
「これって、まさか!?」
津波だった。
「ここまで近かったら人生オワリじゃん!。/(^o^)\」
グッバイis俺 グッバイis地球……
『ちょっと結城!僕と変わってくれ!』
(わ、わかった。)
『ブレイブオーラの効果を素早さとスタミナに集中させて……よし!』
結城にはなにをやっているかはわからなかったがステータスを見ることはできた。
ステータスをみてみると……
攻撃力 13
防御力 12
魔法力 11
魔法防御力 13
素早さ40
スタミナ 84
(なんじゃこれ!?)
『詳しいことは後で説明するよ!
さあ、津波から逃げるぞ!』
エドガーと俺は津波から逃げるため走り続けた。スピードは多分世界記録ほ余裕で狙える位だったので、すぐ避難場所についたのだった。
皆さん地震は大丈夫でしょうか?
僕は一切地震の影響を受けていません。
皆さんのご無事をお祈りします。
転魂!転生せし魂たちとの物語 お菓子大好きパーリナイ @kaabii
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