最底辺から駆け上がる
- ★★★ Excellent!!!
面白い
理不尽な事、苦しい事もあった筈。
突然巣から叩き落とされた鳥の雛のように、
世界は過酷だった。
周り全てが整えられ暖かい優しい世界では決してない。
それでも主人公は曇らない
真っ直ぐ前を向く姿は清々しい
登場人物に深みがある。
人間は清濁も善悪も併せ持ち、善人でさえも時に狡く身勝手。
主人公はさながら池に投げられた石。
何かしらの波紋が起こる。
台風の目のような怖さと、これから孵化する直前の卵のような未知へのワクワク感。
今後の展開もこっそり楽しみにしています。