(微妙にネタバレ?)主人公がもう生きていないのは残念ですが、律子さんと良い関係を築けそうで良かった。ホラーだけど、ほっこりしました。
冥婚といえば因習として扱われますが、今作は悪いものというよりも救いのあるように感じました。確かに題材はホラーですが、それ以上に儚くも幻想的なストーリーが個人的には好きですね。綺麗にまとまったとても素敵なお話でした。さようなら、お幸せに。そんな風に思える物語です。
死を向かえた時、人はどこにむかうのだろう?辛く苦しい時間も君と出会うためだったのかも。そんな優しい気持ちを感じさせてくれるお話です。残された人が弔う習慣かもしれないけれど、そこには深い清らかな想いが存在してるんだなって思わずにはいられません。そんな素敵な物語です。待つのもいいものですよ。どうぞ皆さんの心にも届きますように♪
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(153文字)
刹那に籠められた美しい物語。