タイトルの、その先。

『剣道の試合』は、学生時代に友達の付き合いで見ただけ。
そんな薄い記憶しかない私ですが…… 夢中になって、読ませて頂きました。

中学で剣道部に入部した少女イオリが、孤独を振り切るように、ひたすら竹刀を振る。
周りの大人達の優しさに触れ、どんどん強くなり試合に勝ち続け、ついには決勝戦に。

試合相手の個性、ルール、駆け引き……どれもが新鮮で、お話に引き込まれました。
タイトルの意味、そしてその先の結末を、たくさんの方に読んで頂きたいです。

心から。

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