人生で一度くらいは手術するでしょ！？～これから手術を受けるかもしれない全ての人に捧げる、鼻中隔湾曲症の手術体験記～

第10話 これから手術を受けるかもしれない全ての人へ

　術後の経過は順調。

　顔の腫れもすっかり引いた。

　そして眼科にも行ってきた。

　眼球の痛みは手術の影響によると思われるけど、一時的なもので後遺症の心配はないとのこと。

　安心したところで、最後に手術を受けて思ったことをまとめてみる。

▼これから手術を受ける人へのアドバイス

・医療保険制度をフル活用。実際支払う必要のある限度額を事前に確認。ただし、制度が適用されるのは月ごとのため、そこは要注意

・日帰りか入院が選べる手術なら個人的には入院がお勧め。手術は人生の重要イベント。少しでも安全と思える方を選択。入院しても傷病手当金が降りればリカバリが効く

・事前の手術リスクを正確に把握。可能であれば手術当日は身内に付き添ってもらう

・多少遠くても本当に評判の良い病院で診てもらう

・術後の症状を事前によく確認しておき、予め準備しておく

▼術後に感じる変化

・鼻呼吸がめちゃ楽に（鼻炎、いびき、持久力、集中力、寝つきなどの改善）

・なぜか辛さ耐性アップ

・なぜか音域が広がった

・頭がクリアになった

▼手術を受けて良かった点

・QOL（生活の質）が大アップ

・医療、手術についての知識が得られたこと

・手術経験という人生の経験値が増えたこと

・このエッセイを書けたこと

　今回は初の手術と言うこともあり、終始グダグダだったことは見てもらった通りである。

　しかし、それでも順調に回復に向かえていることは、ただただ運が良かったと思っている。

　手術は人生における重要イベント。

　下手をすると地獄モードに突入する可能性だってあるため、どんな小さな手術でも事前のリサーチはしっかりと行ってもらいたい。

　これから手術を受ける全ての人へ

　少しでもこの失敗談が参考になれば、筆者にとってこれ以上の喜びはないのである。

〈全てが無事に終了〉