貴方が選択した小説のジャンルは間違っていないか?
作品を投稿するとき、選択しないと投稿できない『ジャンル』ポチッとボタンひとつでラクラク選択できるけど、ちょっと、真剣に考えてみようかな。
今回のお話は『貴方が選択した小説のジャンルは間違っていないか?』だよ。
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やあ、みなさん。オハンコンバンチハ!
アクセスありがとうございます。
元気にカクヨムワールドに浸ってますか?
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いきなりですが、職業柄、集客について人前でお話することが、過去に何回かありました。
そのときに、必ずお伝えするようにしている内容がいくつかあるのですが、それを一つご紹介します。
貴方は魚釣りをされますか?
私は釣には詳しくないんですが、フナがいる釣り堀では鯛は絶対釣れませんよね?
鯛を釣りたければ、鯛のいる場所に行って、そこで鯛を釣るための餌とか釣り竿とかを使って釣りますよね?
鯛を釣りたいのに、フナの泳いでいる釣り堀で釣りをしてはいけませんよ……。
これにはいくつかの意味があるのですが……。
……今日の「お題」は、
『貴方が選択した小説のジャンルは間違っていないか?』
でしたね。
これからお話するのは、基本の『キ』です。
(注意:Web小説のベテラン、カクヨム愛好家様方には、つまらないお話になります。初心者様へのメッセージになります)
フナがいる釣り堀と鯛の泳いでいるポイントのお話です。
フナを釣りたければ、フナの釣り堀に行く。
鯛を釣りたければ鯛の泳いでいるポイントに行く。
フナの釣り堀にオタマジャクシが混じっているかもしれませんが、『フナの釣り堀』という看板があれば、ほとんどの人が、ここにはフナがいると信じるでしょう。
フナを釣りたい人が集まります。
フナの釣り堀に行って「鯛が釣れない」と声を上げるのは、勘違いクレーマーでしかありません。
今日は鯛を釣る気分だ……と思っている人がフナの釣り堀に行くことは道に迷うといったような特別なハプニングに合わない限り、まずありえません。
前フリはこれくらいにしておいて、本題に入ります。
カクヨムに小説を作成する場合、『オリジナル小説』だと、『種類・ジャンル』として何か1つ選ぶ必要があります。
『種類・ジャンル』はですね……
適当に選んではダメ!
あと、間違っていたりしたら後から変更することも可能!
この2点がポイントです。
この『カクヨムに投稿した。初心者が一桁の星から二桁の星になるためにやったこと。できること。』ですが、最初は『エッセイ・ノンフィクション』の方を選択していたんですよね。
自分の今までの経験談を交えて、カクヨム投稿をしていて学んだこと、改善していったことを書いていこうと思ったので。
それって、エッセイなんだろう、と思ってました。
しかし、他の方が書かれているものを熟読したり、調べたりしているうちに……これって、もしかして(もしかしなくても)『創作論・評論』じゃないのか?
っていうことに気づいたのです。
で、第五話を投稿した前後(どっちだったかは覚えてない)ついでに、ジャンルを変更したんですよね。
そしたら、びっくり!
次の日、カクヨムの毎朝の順位通知で60番台にランクインしたと……。
なんということでしょう……その次の日には、7位になっていました。
ジャンルの他にも同時に変更したものがあったので、いちがいにコレだけが、順位浮上の原因ではありません。
まあ、これは……おそらく、競争率の低いジャンルに移ったからこのような、非常にわかりやすい結果になったのでしょう。
で、改めて『小説設定』の『編集』画面を『観察』してみました。(パソコンで見ています)
タイトルのすぐ下に『種類・ジャンル』の項目がある……ということは、かなりの高確率で、この設定が大事なものであると物語っています。
種類は『オリジナル小説』か『二次創作小説』かの二択。
そして『オリジナル小説』にはさらに『12ジャンル』ありますね。
『当てはまるジャンルを1つ選んでください。』と書かれた隣に、青い文字で『より詳しく』と別ウィンドウが開きますよ……というアイコンが並んでいます。
青い文字をクリックすると、ジャンルの詳細説明が載っています。
気になる方は、最後まで読み終わってから確認してみてください。
(先にクリックすると、迷子になってこのページに戻って来れなくなるかもしれないよ?)
↓『より詳しく』をクリックすると、このページが表示されるよ。
『小説のジャンルを選ぶ』
https://kakuyomu.jp/help/entry/genre
……今まで、フィクションは異世界ファンタジーと恋愛しか投稿していなかったので、他のジャンルには全く興味がありませんでした。(そういう人は私だけじゃないはず)
一番最初の小説を投稿したときにしか見ていなかったページなので、改めて他のジャンル説明にも目を通してみました。
ラブコメって『主として男性が主人公の恋愛を中心』……知らなかった。恋愛ドタバタ劇じゃなかったんだ。
恋愛って『主として女性が主人公、または同性間』……なるほどね。ふう。もう少しで間違うところだったよ。
まあ『主として』とかかれているから、イレギュラーも認められるってことでしょうけど。
……とまあ、新たな発見もありました。
いやあ、奥が深い世界ですね。
ジャンルによっては激戦ジャンル(異世界ファンタジー)があり、逆に比較的競争率が低いジャンルもあります。
競争率が低いジャンルにいけば、それだけ順位があがる確率が高まる……という仕組みですが、異世界ファンタジー小説を書いたのに目立ちたいからといって、全く無関係なジャンルを選択するのはダメです。
悪い意味で目立つというか……読者の信頼を失ってしまうのでやめましょう。
やってはいけません。
ジャンル説明のページの一番下に、カクヨムもそれを控えるようにという忠告が掲載されています。
星が欲しいのなら、ズルをしてはいけません。
清く正しい道を歩みましょう。
うっかり間違っていたら、修正しましょう。
フナを釣るつもりで『フナの釣り堀』に行ったのに……。
オタマジャクシが釣れたら?
オタマジャクシがウジャウジャ泳いでいたら?
さて、どうなるでしょうか?
貴方はどう思いますか?
鯛を放流するのなら(お話を投稿するのなら)、鯛を釣ってほしいのなら(お話を読んでほしいのなら)、鯛を釣る人がたくさん集まる場所(読んでくれそうな人がいる場所)に放流(投稿)しましょう。
そこには鯛を釣ってくれる人がいて、鯛が釣れたことを喜んでくれる人がいて、ちゃんと調理して食べてくれる人……あなたの読者様がいらっしゃいます。
さて、ここまで書いて、察しの良い方はピンときたかもしれません。
少しでも上位のランクにいきたいのなら、激戦区ではないジャンルを狙えばいいんじゃないか?
そうです。
その発想は間違っていません。
激戦区となっていないジャンル、順位があがりやすいジャンルは確実に存在するようです。
私の場合、
『カクヨムから警告メールが届きました〜ガイドラインに抵触する描写とはなんぞや〜』
という実体験を『エッセイ・ノンフィクション』に投稿しました。
『エッセイ・ノンフィクション』のランキング最高7位(日間かな?)となり、星は公開日から1か月以内で3桁になりました。
色々とラッキーな要素がいくつも重なっての結果です。
その要素のひとつに、適切なジャンルを選択した。
それもあると思います。
狙っていたわけじゃなかったのですが、これには驚きました……。
あなたの作品が間違ったジャンルに登録されていたら、修正しておきましょう。
ジャンルによっては劇的な効果はないかもしれませんが、それが星への一歩となっていきます。(たぶん)
異世界ファンタジーに別の要素が含まれている(例えば、恋愛だったり、ホラーだったり、ミステリーだったり)であれば、もう一方のジャンルに登録してみて様子を見るのも『ひとつの選択』です。
ただ、あまりにも異世界ファンタジーの要素が強すぎる作品は、やっぱり、異世界ファンタジーで勝負した方が、長期的(読者様獲得)にはよいのではないかな……。と思います。
あと、これも非常に大事なことなのですが、もし、なにかのコンテストに応募している最中はジャンル変更は慎重に行って下さい。
カクヨムの方のコンテストルールは不勉強でよく知らないのですが(申し訳ありません)
他の小説投稿サイトでは、応募規定として、対象ジャンルを指定してからの投稿応募、選考中にジャンルを変更したら選考対象外になってしまうケースがあります。
ルール(応募要項、規定)はしっかりと読んでから変更してください。
大事なことは3回言って欲しいと言われたことがあるので、もう一度言いますね。
(その1)
内容と全く関係ないジャンルを選択してはいけません。
(その2)
ジャンルが間違っていたら(変更するタイミングを見極めて)変更しましょう。
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『貴方が選択した小説のジャンルは間違っていないか?』
意味をちゃんと理解してないと、オイラみたいなことになっちゃうぜ!
※この記事は個人の感想です。効果には個人差があり、絶対的な効果を保証するものではありません。
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ジャンルってそんなに大事なのか? エラソ――なコトを言っているヤツはちゃんとジャンル設定しているのか? チェックをしたくなったよね?
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