えげつなさと甘さ

面白い!

生きるという強い目的のために、手段選ばず前に進もうとする主人公が良いキャラしてます。
自分の力の範囲でできること全部実践してる姿は、なかなかお目にかかれないレベルの努力家で応援したくなる。

世界が世界だし、置かれた環境も過酷なので、えげつないことをさらっとしてますが、その判断に至るまでの過程込みで書かれているので、読んでてストレスなく、面白いです。
流血沙汰が物語の大半を占めていますが、甘いパートもたくさんあり、読者の感情を手の平のうえで転がしてる感じがあります。

先の読めない展開が続きますが、なにがあっても、誰が死んでも安定して面白いので、飽きずに読めます。

書籍化したら買いたい作品の1つ。

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