淡々と綴られる厳しい現実、そして裏切りすらも冒険の1ページに過ぎない…

語り口の平坦さと内容の壮絶さの乖離が主人公の深い深い諦めを表現しているようで、胸が苦しくなりました。エンディングの約束も希望のようでそうではないかもしれず、でも明るく見えるのが切ないです。