僕は小さい頃、「朝起きたらぬいぐるみが動いたりしないかなー」などと妄想しながら過ごしていました。それに近しいものを、この小説から勝手に感じました。いやー、すごいっすねぇ。だって、朝起きたら「老人」ですからねぇ。しかもごはんにのっかてますしねぇ。何食べたら思いつくんでしょうか。炊きたてごはんでしょうか。とにかく、サクッと読める素晴らしい作品でしたm(__)m。
こういう、妖精とか小びとが出てくるお話し、子どもの頃から大好きなので、読めて嬉しかったです^^私のところにも現れてくれたらいいのにな・・って、何度妄想したことか。
日常の些細な幸福を再発見する温かさが魅力的な一作。老人が登場するシーンにはほのぼのとした雰囲気がありつつも、奇妙さが共存していて、物語全体に独特な味わいをもたらしています。特に「ご飯の上に老人が…続きを読む
短編ですが、不思議と心が温かくなる。おすすめします。
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