このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(151文字)
恐怖を体験したあと、ふと明かりを消すことや振り向くことが怖くなることがある。本作は、そういった恐怖を扱った作品である。そして「恐怖体験」ということそのもの、あることに気付いてしまうことそのものについての一考、それそのものも恐怖を引き立てている。作者の近況ノート(イラスト付き)も合わせてご堪能あれ。