敵は吸血鬼。時に勇ましく、時にコミカルな吸血鬼討伐集団の物語

吸血鬼討伐集団に属する、聖騎士見習いのミシェル。
背が低く可愛いげのある彼は、その容姿を仲間からいじられることもしばしば。
しかしそんなコミカルな仲間達と共に武器を振るい、協力しあいながら今日も吸血鬼をやっつけていくのです。

戦闘シーンは迫力があり、そして日常パートでは隊員達の掛け合いが面白く、激しいバトルの合間にいい感じに笑いも散りばめられていて、楽しく読み進めることができます。


……ただし。
あらすじを見ると気になる事が書いてあるりました。
『本作は、ハッピーエンドではありません』と。

いや、嘘でしょ。
だってこのレビューを書く直前、お酒を飲んで可愛く酔っ払ったミシェルが出てくるシーンを読んで、笑ったばかりなのですよ。
コミカルで笑える部分もたくさんあるのに、ハッピーエンドにならないって。いったいこの先何が待っているのですか!?

しかし、ハラハラしますけど、だからこそ続きが気になる！
いったいどんな結末を迎えるのか。最後まで追っていきたいです。