絵画のように浮かぶ情景に耽溺する

流れるように紡がれる文章や比喩がとても美しく、一色ずつ重ねて描く絵のような作品だと感じました。既に完結済ということなので物語をじっくり味わいたいと思い、先にレビューいたします(言いたいことが増えたら追記します)。
情景描写がすさまじく、一気に引き込まれました。特に書庫「からくり三層書庫」が……なんて魅力的な場所なのだろう、そんな場所がもしあるのなら見てみたい、行ってみたいと創造力を掻き立てられます。この作品が名作なのは2話を読み終えた現時点で明々白々なので、他の作品もたくさん読みたいと感じました。応援しています。