彼が頂くのは、大量のパンツと、人々の心。

「パンツを食べる」――そんな異様な、異質な、そして凄まじいインパクトを持つ能力を得る事になった主人公。
……このように記すと明らかに『変態』と思えるかもしれません。

確かに、『食べる』場面はハチャメチャ、読んでいてツッコミも追いつかないような場面も山盛り。
ですが、主人公は常に真剣、常に冷静。最初は嫌う以外に選択肢が無かった人々も、次第に彼の真摯な姿に惹かれていく事になるのです。
そして、それは自分たち読者も同様。気付けば『パンツを食べる』主人公を心から応援する気分になっていくかもしれません。

山あり谷あり、様々な出来事が待つ旅の中で、主人公と仲間たちを待つものは果たして……?

強烈なインパクトと文章力、そして魅力ある内容を秘めた冒険が始まります。

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