第2話 メガネかけろブス
クラス替え、少し恐怖が染みる。俺の学校は生徒数600を超え一学年に100人以上の生徒を抱えるほど多いい、友達100人とは言ったものだ。
同学年でも話したことがない人がほとんどだ、初めの出会い方が肝心だ一呼吸を入れて部屋に入る。(席は名前順か、真ん中の一番前って運無さ過ぎだろ〜担任の眼の前じゃね〜かよ。しかも担任はよりによって西那かよ)西那は厳しい事で学校中有名だった。宿題を忘れるとガラス窓がガタガタと振動するほどの大きな声で叱りその授業は1時間立ちっぱなし最悪のクラス替えになった。「西那佳代子です。以前から音楽の授業で知っていると思いますが、今回から皆さんの担任となります。皆さんにはこのクラスでしっかりとした学校生活を送れるように厳しく指導していきます。」ニコ(マジで西那うぜぇな そのメガネかち割りてぇ〜ニコじゃねぇ〜んだよババァが)一番近いので西那の声がガンガン響く
そんな中でも小さな幸せがあった。それは鈴木優衣という可愛い子が隣の席に座っていることだ。(あァ〜神様僕を見捨てないで居てくれたのですね。鈴木さんいや、優衣ちゃんカワイイな〜隣の席だから話しかけやすいし仲良くなってそれから〜)砕けた顔をしている時、後ろの席から声が聞こえる。「西那先生すいません!私目が悪くて黒板の文字が見え無いんです。」
続いて西那が喋る「あっ田辺さんはそうよね。名前順だから後ろの席になっちゃたわね。そうね〜鈴木さん田辺さんと席交換してくれる?」「はい!わかりました。」鈴木さんの嬉しそうな顔が目に入る。(えっ、ちょっと待って、神様?どうした?私何か悪いことでもしましたか?鈴木さんなんであんな嬉しそうなんだ?後ろの席が良かったのか?そうだよな女子でも西那はヤダよな~あぁ〜俺の学校生活終わったー)田辺が隣の席に座る(ブーーース、えっマジかよ信じられねえホントに貴方女子!いくらなんでも毛深過ぎるだろホントに同い年かよ男子でもそんな生えてねぇよ!女子なら眉毛位整えろっつ〜の!てか目がわりーならメガネしろよブス!)
田辺がこちらを向く「これからよろしくね!」「あっあぁー よ、よろしく…」
(後3ヶ月耐えろ俺)
ゴミクズの捨てる場所 @runa0516
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