これ明日の私が書いたんじゃないのと思ったくらい刺さりまくった

こんなに謙虚に真摯に書くことに向かい合っている人を滅多に見ない

物語を描き始めたら、自分の物語は最高だって誰もが思うし
それが読まれなかったり評価されなかったりすると、激しく落ち込むのは当たり前のこと(だって人間は社会的な動物だから)
そこで腐って書くのをやめる人もいれば
読ませるためにずるい駆け引きに手を染める人もいる
みんな(私を含め)愚かしいくらい右往左往しているのだ

しかしこの人はその全てを俯瞰して見ながら書くということの静謐な視点を見失なわない
デビューしてなくてもプロの作家なんだと恐れ入った
作家として末長く作品を描き続けてほしいし、読者としてずっとずっと追いかけたい
そう思わせてくれた才能に、カクヨムでまた出会えたのが嬉しくてたまらない