第9話
「では、参るかな」
今は日が真上にある。あれから
村の者達も殆どがそうであったようだ。
持ち帰った物もすべてだ。
「馬とは高いものですのぅ」
老婆は
「あまりはしゃぎすぎると落ちますぞ」
あれから
「そろそろではないか?」
「あそこに何か倒れています」
村人の一人が道端を指さしている。
人より少し小さめの何かが転がっていた。
「あああ、あの
「ああ、そういえばここには
老婆がぽそりと呟いた。老婆も忘れていたようだ。
全員に何とも言えない雰囲気が漂う。特に
「と、とりあえず
「なあ、
「なあ、太刀はどうなっている?」
「刃こぼれも曲がりも無し・・・・・・か」
感心したような声を出す
「まさか
「ま、まぁ、仕方が無いさ。全員で謝ろう。もう一度ここに
それから観音寺の城に帰った二人は事の次第を当主に報告し、なんとか
そして
その時の話から
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
あの後なぁ、私は
それから私は様々な人の手を渡り、
まあ、それでもあの頃は良かった。
私たちは美術品とされているがやはり人を殺める為の道具だからな。それが生業なんだ・・・・・・。
にっかり青江 艶 @fireincgtm
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