独特な世界観から繰り出された儚く鬱々とした胸を締め付けられる物語

 少女の守護とヤングケアラー&悪徳宗教の二つの物語が交差する。
 少女の秘密、主人公の過去、奇病の謎がだんだんと分かっていく快感が心地よく、胸が締め付けられます。
 個人的には主人公の境遇の描写が大好きです。