あとがき
お付き合いいただきありがとうございました
魔女、魔法というものを徹底的な悪の物として書いてみました。
皆様の魔法や魔女はどういった物でしょうか。
何となく、こんな便利になってしまった現代で魔法が生き残ろうとしたら、囲った小さな範囲で人間をとりこんで使い続けてもらって力を引き継ぐようになったりするんだろうなぁなんて妄想しておりました。
そうする為にも、きっと駒にした人間に自我や楽しみが魔法以外にあると困るだろうな、と思って、人間が大事にしている物を魔法を使う代償として比例的に失っていく設定としました。
作者の考える、現代に魔法があったとしたら、のお話です。
どこかに咲き続ける花や壊されない屋敷、幽霊屋敷と呼ばれる場所があったら彼らが魔女と決別した場所なのかと妄想します。
人間は新しい出会いがあると、期待する事や新しい事をしてみたい欲求が出てくると思います。それを止める事はできない。
自分の足を引っ張ろうとする物を拒否できたらいいですよね。でもそれってすごく魅力的な事がほとんどなので難しい事がほとんどなので、振り切ってきた方はすごいなと思います。
人生の中で何度か、目の前に『新しいものや人』が現れて、気持ちが浮遊することがありますが、その瞬間を二回閉じ込めてみました。
一度目は得ることによって失って、二度目は失うことによって得る。
もし読んでくださった方が、そのような経験があり失った物があるのだとしたら、次は得るものがあるといいなと思います。人生は長いようで短いですから。
もし現代に魔法が生きていたら。
都市伝説としてひっそりとしたサイトに小さく載るような、そんな小さな世界のお話を作ってみました。
「人に知られる前に終わっていく話」を目指しました。
駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
幽囚な魔女達は 嘉幸 @yoshiyuki2206
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます