ヒーローズラッシュ

リュウガ

蛇剣龍牙オロチ

蛇剣龍牙オロチ 〜失った少年と守ろうとする少女〜前編


「ハァハァ、なんで! 見てないで助けてよ!」


 ある日の夜、女性は,周りには,見えないに追われていた。


「キャッ!」


 そしてその場に転んでしまう。


「オンナ......オンナァーーーーーーーーー!」


「いやぁーーーーーーーーーーー!」


スパン!


「ギャァーーーーーーーーーーー!」


 しかし金色に光るに女性は,助けられる、その何かは,産物だった。


「早く逃げて、」


「あ、ありがとう!」


 金色の人物は,赤い目をした何かと視線を合わせる。


「ヨクモ! オレノジャマヲシタナ!」


「じゃあ代わりに、私が相手してあげる」


 そう言って剣を赤い視線に向ける、この物語は,大切な物を失った少年と大切な物を守りたい少女の物語


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「う,嘘だろ、......父さん、母さん......絵里、」


 俺は,目の前の光景を疑った、だって両親と妹が血だらけで倒れているんだ、そして目の前は,......


「......オ、マダイタカ、」


 ......怪物がいた、まさかこいつが、


「オレハ、ナ、ヒトノチヲミルノガダイスキナンダ、ダカラ、オマエノチヲミセロ!」


「うわぁー!」


〜数時間前〜


「そんな! 漫画家なんて不安定な職業やめなさい!」


「そうだ! 俺と母さんは,お前の将来を心配しているんだぞ!」


「うるさいな! もうほっといてくれよ!」


 俺は,青空流星。俺は,とある理由で漫画大賞に応募した、そして受賞された、それが嬉しくて仕方なった。

 親にすぐ報告した、喜んでくれるそう思っていたのに......怒られた。

 それで喧嘩になってしまった、それで俺は,家を飛び出そうとしたその時。


「......お兄ちゃん、」


「......」


 妹の絵里に呼び止められた。


「本音をちゃんと言おう、そしたらお父さんもお母さんもきっと......」


「絵里......今は,ほっといてくれないか」


 そう言って俺は,家を飛び出した。


「お兄ちゃん......」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「......はぁ〜まじか、」


 帰りずらい、俺は,公園のベンチに座り、そう思った。

 俺は,漫画家になりたい、でも親が許してくれない。

 俺は,どうすればいいんだ、もう頭がごちゃごちゃだ。


「本音をちゃんと言う......か、」

 

 ......そうだな、隠しながら言ってもしょうがないもんな......よし!家に帰ろう!そして本音を言おう。

 俺は,立ち上がりコンビニでお土産を買ってから家に帰った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「いざとなるとやっぱり帰りずらいなぁ、」


 一応プリンを買って帰ってきたが、なんか帰りづらいんだよなぁ〜


「まぁでもなんとかなる、きっとそうだ!」


 俺は,玄関のドアを開けて家に入る


「ただいま! 父さん母さん! あれ? 部屋が暗い?」


 妙に感じた、さっきまで明るかった部屋が薄暗くなっていたのだ。

 そして微かだが血の匂いがした、俺は,恐る恐るリビングに向かう。


「父さん? 母さん? 絵里? いるなら返事をしてくれ、なぁ三人と......も」


 俺は,目の前の光景を目撃した時買ってきたプリンを落とした。


「そんな......そんな!」


 両親と妹は、......家族は,......死んでいた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「......遅かった、」


 金髪の少女は,怪物に追われている青空流星を屋根の上から見ていた。

 少女は,悔しそうに歯を食いしばる。


「ごめんなさい、もっと早く来れていれば......」


 そう言って少女は,屋根の垢上を走る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ハァハァ、 なんだよあいつ! まだ追ってくるのか!」


「チヲォー! チヲミセロォーーーーーーーーーー!」


 なんなんだあいつは,嘘だろ、家族が......家族が......まさかこんな最後になるなんて、嫌だよ,今頃は,両親と仲直りして、プリンを食べて、他愛もない話ができると思ったのに!なんで......なんで!

 俺は,涙を流しながら怪物から逃げている。


「とにかく今は,あいつから逃げなきゃ、」


 悲しむのは,後だ、俺は,涙を拭いてひたすら走った。

 確か近くに交番があった、そこまで走ろう、後は、警察がなんとかしてくれるはずだ。


「......あった! 交番だ! 間に合え!」


 俺は,交番にたどり着く、俺は,お巡りさんに話しかけた。


「すいません! 助けてください!」


「どうしたんだい?」


「今怪物に追われていて! とにかく外を見てくれれば分かります!」


 俺は,お巡りさんに怪物の姿を見せた、まだ怪物は,こっちに気づいていない、後は、国に任せれば......


「何もいないけど」


「えっ?」


「あのね、警官をからかうのは、やめなさい」


 お巡りさんは,そう言って中に戻った。


「そんな! あんな大きさなのに気づかないんですか!」


「......ミツケタ!」


 すると怪物と俺の視線が合う。


「しまった!」


 俺は,再び走った......なんでだよ!まさか俺にしか見えないのか?

 いや、今は,考えている暇は,ない、とにかく走らなきゃ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 空から青空流星を見る


「......見つけたぜ、とんでもないを秘めた人間を......」


 青く光る謎の物体は,流星の方に向かって飛んで行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ハァハァ......!嘘だろ! 行き止まり!」


 俺は,ひたすら走り続けたのだが、その結果頭が回らず道を忘れて行き止まりの方に着いてしまった。


「オイツメタゾォ〜」


(まずい、......ここまでか、)


 俺は,諦めた、でもこれでよかったかもしれない、


「チヲミセロォーーーーーーーーーー!」


家族の所に行けるならそれで......


スパン!


「ギャァーーーーーーーーーー!」


「えっ?」


 俺を傷つけようとしてきた怪物の手は、刃物のような物に切り付けられた。


「......」


「......何ボーっとしてるの、早く逃げて、」


 現れたのは,黄色の鎧を身に纏っただった。

 声は,女性で手には,剣らしき物を持っていた。


「あ、ありがとう」


 俺は,そう言って逃げる......ふりをして物影から見ている。


「ジャマヲスルナァー!」


「ふん!」


「ガァァ!」


 怪物がこっちに走ってきた時、鎧の人が怪物を吹き飛ばした。


「グルル!」


「しぶといわね......いいわ、これで勝負をつけてあげる」


 そう言って腰についている、......アクキー?なのか、あれは,?それを剣にかざす。


[アクリルスキャン! サンダーライオン!」


 すると剣は,雷を身に纏い、そして


「雷獣王斬!」


 鎧の人がそう叫んで剣を振りかざした瞬間、ライオンが出てきて怪物に襲いかかる。


「グァァーーーーーーーーーーー!」


[ゲット! ブレイブソード!]


 そして怪物は,灰になってアクキーになった、なぜアクキーになったかわからないが俺は,戦いが終わった後鎧の人に近づいた。


「......あの、助けてくれてありがとうございました!」


「......!逃げなかったの!」


[アクリルキャンセル、]


「!!!」


 その効果音が響いた瞬間鎧が解かれた、その黄色の鎧の正体は,女の子だった。


「はぁ、逃げなかったのは,あなたが初めてよ、」


「あ、あはは、......」


 俺は,女の子に呆れられた、そうだ!さっきの怪物!



「ところでさっきの怪物は,一体?」


「......悪いけど、知る必要は,ないわ、あなたの記憶を消させて......! 危ない!」


「えっ?」


 女の子何かを言いかけた瞬間空からが落ちてきた。


「......いてて、なんだ?」


「......やっと見つけたぜ、ここにいたか」


 その物体の正体は,だった、そして喋るアクキーは,俺に話しかけた。


「なぁ人間! 俺と契約しないか!」


「えっ、」


 そしてここからが......蛇剣龍牙じゃけんりゅうがオロチの物語の始まりだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「......ブレイブソードがやられたみたいだよ、」


「そうか、まぁ別にいい、俺たちのの駒にすぎない......次は,これだ、」


[スラッシュカマキリ!]


後編に続く!


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