第82話 インディアナ大陸
超人になったアボリジーニの少年デュラル達の戦い方を確認する意味、と言うよりダンジョン探索が楽しみで、私達も同行する事にした。
「イノマ様は主神様ですか?」
ビンディの直球質問に、神と勘違いさせる行動はしたが、神と名乗っては居ないどう答えたら良いか?ちょっと迷った。
「人外や強者、イリスやツミヒに美咲姫、それにそこの皆をこの世界に連れて来た統率者ではある・・・世界を創造する事も可能ではあるな、現にこの世界を住み易く作り変えた」
「イノマ様は美咲姫神様が仰る通り、凄い神様なんですね!」
「何もしないで放置や間違いばかり起こす、低級神と同じとは思うな!」
私の曖昧な回答で納得したのか、キラキラした目を向けて来た。
ちょっとサービス、大人の姿に変化した。
「わっ?イノマ女神様が本当の姿を見せて下さった!!」
大人の姿は絶世の美女だろう!にしても平伏す程のものか?
5人の少年少女は、私に平伏してる。
良い所なのにイリスから通信が入った。
『イノマ様、良かったら大急ぎインディアナ大陸に来て貰えませんか?
「これから救援に向かう」
『良かった!待ってます!』
「折角ダンジョン探索しようと思ったが、イリスから救援要請だ!全員乗車!インディアナ大陸に向かう!」
全員乗車して飛び立った。
「ピーターこの子達に収納付通信腕輪与えて!」
「「「「「イノマ女神様!ありがとうございます!!」」」」」
「使い方は美咲姫に教えて貰え!」
一緒に遊びたかった!残念だけどインディアナ大陸に向かって飛び立った。
デュラル達5人はキラキラした目で手を振って見送ってくれた。
何でこんなに忙しい?異世界渡りの目的はイリスの生まれ故郷を案内して貰い、遊びに来たはずなのに・・・渡り先を間違ったとは言えここも同じ様な世界なのに・・・イリスの生まれ故郷もこんなの?なら遊ぶ所じゃ無いね!
期待しない方が良さそうだ。
イノマの果しなき旅路 犬時保志 @ysxyz
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