第11話 文学フリマとカクヨムコンを熱く語る!
文学フリマの可能性ってどんなものだろう……と思っていると、文学フリマのニュースばかり追いかけている自分がいた。文学フリマの改めていいところ。いっぱいある。アマチュアが生き生きと本を発売できるところ。何度も苦杯を喫して、そのたびに落ち込んできたけれども、文学フリマで一冊でも多く売れると、そんな悔しさなんて一瞬でなくなった。もちろん、完全に悔しさがなくなったわけじゃないかもしれないが、文学フリマの和気あいあいとした熱気と雰囲気に呑まれると会場にいる私自身がワクワクしてきた。
カクヨムコンでも感謝がある。去年、初めてカクヨムを始めてその次にカクヨムコンをエントリーしたのだが、何と、初参加で中間発表に残れたのだ! 何度も落選してきた私にとってこれは青天の霹靂だった。参加はしたものの、どちらかというと記念受験ならぬ記念投稿に近かったのでまさか、初参加で中間発表に残れるとは予想外すぎてびっくりだった。最終的な結果は、受賞はかなわなかったけど、この中間発表に残れたことは大いに希望になり、自信になっている。
今年は再チャレンジして去年、中間発表に残れた作品をブラッシュアップし、本気で取り組んでいる。去年、中間発表に残れたときの作品、『解離性障害・複雑性PTSDになった経緯 私の半生』はもう一度確認すると同じ文章が重なるという致命的なミスがあった。それなのに中間発表に残れたのはカクヨムさんの事務局が大いに推してくれたからだと思っている。去年、カクヨムコンに参加したときはその驚異的な応募数に圧倒され、絶対に中間発表に残れない! と思っていたので、(事務局の皆さん、すみません)まさかのミスをしてしまった。だからこそ、今年は丁寧に、丁寧にブラッシュアップして、何度も見返し、事務局の皆さんに負担がないように投稿しようと思う。
このカクヨムコンに参加するエッセイも、まさかの★★★を多数獲得するに至ってびっくりしている。自分が五十個以上、★★★を獲得したことは今までに経験がなかったから本当に驚いている。人生、どん底だった時期もたくさんあるけど、多くの人に読んでもらって人生はそんなに悪くないのだ、と知れた。
文学フリマもそういう一端を担っている。何度も落選して悔しかったけれども人生、どうなるのか、分からない。一度きりに人生、大いに楽しもう。明日さえどうなるのか、分からないのだ。失敗も悔しさも明日にはどう結ぶのか分からないのだ。文学フリマで救われて、創作人生をまた大いに楽しもうと思っている。カクヨムコンもどうなるのか、分からないから多くの応募作品を読んで私の読者体験に生かしたいと思う。
何度も落選して悔しかったけど文学フリマに行って救われたこと。 詩歩子 @hotarubukuro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます