美しくも儚き恋は、月の雫の様に優しき想い。

本当は完結したら書くべきなのに、僕は我慢できずにレビューを書いてしまいます。ごめんなさい。

もう、これは「運命」コンという枠を越えて傑作です。

恋の甘美さは「切なさ」にあります。この物語は、儚く、美しく、甘く、苦しく、愛おしい。そんな「切なさ」が溢れていました。だからこそ、僕をどうしょうもなくたまらない気持ちにさせます。

誰かを好きになり恋をする。
その恋が上手くいけばいいのだけど、
恋すれば恋するほど、
ふり切れぬ切なさを身に纏い、
苦しさを知り、悲しさを知り、愛しさを募らせ、
切なさは、恋は甘いだけじゃないと教えてくれます。

筆者様の渾身の想いがこれでもかと注がれた世界。どんな強い想いがこの物語をここまで美しく昇華させたのか、その心を想像するだけで、もう泣きそうです。

文章が透き通る様に美しく、その表現は日本語の綺麗を具現化し、物語は心をかき乱す様な魅力を強く放っています。

僕は第二章まで読んだだけで、ここまで激しく心揺さぶられました。恋を知り、切なさを知る人間ならば、必ず強く感じるものがあるはずです。

皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)

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