架空の世界を描くからこそ理詰めで矛盾無き構造を貫く、とても挑戦的な作品。理屈で固めると理屈を超えた面白さが生まれるという不思議なことがここでは起きている
異世界転生モノという、ありきたりな世界線を王道を踏襲しつつ、俯瞰した視点を持って捻りを加えている妙を味わえる作品です。舞台の脚本でも伏線回収の鬼なので、小説であるこの作品でも、伏線が散りばめられ…続きを読む
異世界転生モノは好きで色々読んできましたが、こちらの作品はよくある「ご都合主義」「行き過ぎたチート」「いきあたりばったり」等が見事に無く、違和感なしに物語に没頭できます。作者の方が脚本を手掛けた…続きを読む
序盤から引き込まれて、グイグイ読み進めてしまいました。異世界転生物とかジャンルは余り読んだ事はなかったのですが、人間の心情を表してて上手いと思いました。
最終目的を提示して、そこに向かっていくシンプルな作りながら、推理好き、出版社勤務、異世界人、魔王、聖女、魔法使いなどの設定が、カチッとハマる。かなり練り込まれて作られているのがわかります。続…続きを読む
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