戦う薬師のサイキョーセツ！ ～フルダイブ型MMORPGギフテッド・オンラインの猛者～

おしまいに

あとがき（作者より）

　『戦う薬師のサイキョーセツ！　～MMORPGギフテッド・オンラインの猛者～』をここまで読んでいただき、ありがとうございます！

　作者の日夜棲家です。

　この作品は2023年12月10日に連載を開始し、本日2024年12月6日をもって無事完結となりました。

　話数としては364話。

　文字数としては1,027,390文字。

　PV数は31万を超え、

　♡数は7千、

　☆数は280以上。

　作者としましては、どれも最長であり、最高の記録となります。

　密かに掲げていた「一日一話公開する」という目標も達成できました。

　記録を更新し、目標も達成でき、作者としては初の長期連載における完結作品となったこの作品は、思い入れの強いものとなりました。

　最後まで書けたことに喜びも一入です。

　それも、ここまで読んでくださり応援してくださった皆様のおかげです。

　かなりの長編となりましたが、お付き合いいただき本当にありがとうございました！

　応援は本当に支えになることを実感することができた一年でした！

　いろいろと問題点も改善点も多かった作品だと思いますが、作者としましては書きたいことを書ききったつもりです。

　特に第一章のラストは多くのご指摘をいただいておりましたが、最終章で「現実のマーチを助ける」という内容にすることは決めていたため、あのような展開になっていました。

　あのようなゲームに関連する問題でなければ現実世界へと話を展開した時に物語の一貫性が崩れてしまう気が作者はしましたので。

　ですが、このような展開の仕方しか思いつかず、作者の未熟さが多くの読者の方々に不快な思いをさせてしまったことは事実であり、反省しなければいけないと深く感じております。

　もっといい表現ができるよう精進していく所存です。

　物語で書ききれていない点が何点かあることも反省しなければいけない部分ですね……。

　刹那ですが、生きていました。

　コエがつくった薬で一命をとりとめています。

　しかし、その所為で薬に耐性ができてしまっていたため、彼女は姿を変えられる薬をつくれたわけですが、背を伸ばすことも胸を小さくすることもできなくなってしまっていました。

　マーチ（五月（メイ））と再会した時、刹那の姿が変わっていなかったのはそれが原因です。

　メイですが、刹那に会いに行くのが遅くなったのはリハビリをしていたから、になります。

　全快して、事故による怪我の痕が消えてから刹那に会いに行っていました。

　そして、メイがつくった作品ですが、刹那をモチーフにしたイラストになります。

　タイトルは『戦う薬師』。

　そのため、メイは刹那に対しては頑なに自分がつくった作品の紹介をしませんでした。

　赤穂、呉、備讃は一応、ギフテッド・オンラインユーザーで、メイとは関わりがありました。

　この三人、ジュライ、セプテンバー、イチガツになります。

　そして、この作品における二大迷惑キャラの二人……。

　あゆみですが、逮捕はされましたが精神に異常があると判断されたため、精神病院へ。

　刹那がつくった薬を飲めば症状は緩和されるのですが、あゆみはそれを飲むことを拒み続けました。

　よって、警察の監視下での入院生活が続いています。

（ちなみにあゆみに刺されたナオですが、彼女は無事に回復しています）

　プロデューサーですが、部下がみんなやめてしまいました。

　そのため面白いゲームをつくることができなくなり、なんとかつくった作品も鳴かず飛ばず。

　その後、プロデューサーは失職し行方がわからなくなっています。

　もっとしっかりとプロットを組み立てるべきでした。

　より良い作品を読者の皆様に読んでいただきたい、ですので、次回以降の作品に生かせれば、と思っております。

　最後になりましたが。

　この作品を読んでいただいた読者の皆様に重ねて御礼申し上げます。

　本当にありがとうございました！