ただ愛されたかっただけなのに

愛されたい少年は、篤実に何を求めているのか。それは彼女が求めているものなのか。
幼いうちから無理矢理大人にならなくてはならなかった理玖の苦しさ、悲しさ、純粋さ、幼さを綺麗な文章で描かれた作品です。
2人にこの先降りかかる出来事は、果たして幸せなのか、不幸なのか。
読後にじんわりと切なさと引っ掛かりが残る素敵な作品でした。是非ご一読ください。