第3話 幼女の寝る場所

「お兄さんごはんできましたよ」

「みこちゃんありがと」

「お兄さんどうかしました?」

「いや、なんか久々にみこちゃんと話した気がして」

「何言ってるんですか?さっきも話しましたしそもそも今日初めてお兄さんと会ったんですよ?」

「確かに、、てか、初めましてで泊まろうとしてるのおかしいでしょ」

「なにを今さら、そんなことよりも早くご飯食べましょ?」

「そうしよっか!なに作ってくれたの?」

「冷蔵庫の中身がほぼ空だったので冷凍のから揚げと卵を使ってチキン南蛮を作ってみました」

「あれ、冷蔵庫の中空だったの?」

「お兄さん普段自炊してませんよね?」

「そんなことは、、」

「普段から自炊してれば冷蔵庫の中を把握してるはずですよ?」

「だって!自炊めんどくさいんだもん!近くにコンビニあるんだからコンビニ弁当でいいじゃん!!」

「お兄さん体壊しますよ?」

「ぐぅの音もでない、、」

「これからは私がご飯作るのでコンビニ弁当はやめてくださいね」

「はい、、」

「ほら早く食べますよ」

「やった!!」

「お兄さんの口に合うといいんですけど、、どうですか?」

「みこちゃんこれすっごい美味しいよ!!」

「へへへ、ありがとうございます!そう言ってもらえると作った甲斐があります」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ごちそうさまでした!」

「お粗末様です」

「片付けは俺がやっとくからみこちゃんはお風呂入ってきていいよ」

「え、、一緒に入らないんですか?」

「!?」

「てっきり一緒に入るものかと思ってたんですけど」

「いや、はいらないよ!?」

「ふふ、冗談ですよ」

「なんだ冗談か、、安心した」

「お兄さんが入りたいならいいですけどね~」

「入らないから、みこちゃん早く入ってきて」

「は~い!あ、そういえば私って今日どこで寝ればいいですか?」

「あ~どうしよ、寝るまでに考えとく」

「わかりました~」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「で、私はどこで寝ればいいですか?」

「俺のベッドでよければそこで寝ていいよ?俺は床で寝るから」

「ダメです!!それなら一緒に寝ましょう!」

「え、?それはだめじゃない、、」

「何でですか?」

「俺は男だし、、」

「私は小学生ですよ?もしかして意識しちゃうんですか?」

「そうじゃないけど、、みこちゃんかわいいから」

「ロリコン、?」

「違う!!」

「なら一緒に寝れますよね?」

「わかった、寝るから、、」

「いい子いい子です!」

「いい子、なのか、、?」

「いい子ですよ!!」

「そ、そうか、、」

「はい!!」

「まあ、いいから早く寝よ」

「はい!お兄さんおやすみなさい!」


お兄さんにかわいいって言われちゃった...


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


てことで、皆さんお久しぶりです。実に4か月振りの投稿です。

4か月振りでしたがどうでしたか?感想など教えていただけると幸いです。

では、またいつか気が向いた時にお会いあしましょう。

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陰キャリア充の俺がかわいい幼女に好かれる!? ハル @haru-scarlet

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