言語化された音楽!

音楽は耳で聞く物。小説は目で読む物。
しかしこの作品は目で見る音楽である。
バンドというのは一つの社会であり簡単に音楽だけ奏でるわけにはいかない。
ある音楽家はこの業界で好きな事が出来るのは全体の2%だと話していた。なのでバンドで好きな事だけやりないのなら
まず売れてもうレコード会社やプロモーターからの援助が不必要になってからである。そこにはドラマがある。しかしバンドを演る者には根底に音楽への愛と情熱が必ずある。ある者は去っていく。伝説的なロッカーは時に死をもって自分たちの音楽への情熱を残していった。バンドを演るというものがどういうものなのか?これからも目で見る音楽を奏でてくれる作品であろう!

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